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「……エスレイドさん。」
ハルさんの病院から帰った僕とエスレイドさん。僕はふと、ずっと気になっていたことを聞いてみる。
「どうしたんですか?」
「……エスレイドさんは……僕といて、楽しい?」
エスレイドさんは少しだけ考える素振りを見せ、それから口を開いた。
「楽しいですよ!」
「……そっか……。良かった……。」
エスレイドさんは頭に?を浮かべている。その様子が少しおかしくてつい笑ってしまった。
「……ふふ……」
「平田さんは、楽しいですか?」
「……うん。楽しいよ……。」
僕がそう言うとエスレイドさんは満足そうに笑う。こんな顔出来たんだなと、つい思ってしまう。
……これからも、この人と一緒にいたい。
その気持ちが、今日の出来事でいっそう強くなった。
「……エスレイドさん。一緒に頑張ろうね……」
「……?はい!」
そう言うとエスレイドさんはまた手帳に何かを書き始めた。
「……また、秘密のやつ……?」
「うーん……良いですよ!見ても!」
そう言って僕に手帳を手渡す。
それに目を通していくと、一日一日違う事が書かれている、いわば「日記」のようなものだった。
僕は1ページずつ、彼の日々を辿るように読んでいった。

〜To be Next〜

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作者名:ナア | 作成日時:2024年2月14日 22時

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