33話 雪村side ページ41
雪村「失礼します。お食事をお持ちしました。」
海斗さんの部屋にはいった。
海斗「いつもごめんね？大変でしょ。」
お膳を運ぶだけなのに、
海斗さんは、申し訳なさそうに苦笑する。
雪村「いえ、当然のことですから。」
Aちゃんは、どうしてこんなにいい人を怖がるんだろう。
土方さんも。
私に対する見張りは、なくなり、
海斗さんに見張りをつけている。
海斗「？どうしたの。何か聞きたいことでもあるの？」
…甘い声とは、こんな声を言うのかな。
海斗さんは、私以外にこんな声を出さない。
ちょっぴりだけど…、期待…してる。
恋仲になりたいって。
雪村「あ、えっと！冬原 花さんって方が、昼間来られたんですが、
苗字どうして一緒なんですか？」
私は、そんな恥ずかしい考えを吹き飛ばそうとして
言葉を紡いだ。
いつもみたいに、すぐに答えてくれるかと思ったら、
海斗さんは、厳しい顔をし、
＿＿＿＿にやりと笑った。
その表情にぞくっとした。
雪村「海斗…さん…？」
海斗「ああ、ごめんね？ちょっと考え事してて。
苗字の件だけど、ちょっと。」
海斗さんは、笑って手招きする。
雪村「？」
海斗「秘密にしたいから。ね？」
海斗さんの口元に耳を寄せる。
海斗「……………。」
とても小さな私にだけ聞き取れる声で、
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その後、私は、どうなったか知らない。
ただ、呼子笛の音とAちゃんが、必死に何かをしていた気がする＿＿＿＿。
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ひかる(プロフ) - 誤字脱字など、文法上の誤りを訂正しました。設定の変更はありません。 (2018年8月10日 9時) (
レス) id: 1e5050a07d (このIDを非表示/違反報告)
ひかる(プロフ) - 16000hit,ありがとうございます！ (2018年8月7日 20時) (レス) id: 1e5050a07d (このIDを非表示/違反報告)
ひかる(プロフ) - 15000hit,ありがとうございます。 (2018年7月31日 21時) (レス) id: 1e5050a07d (このIDを非表示/違反報告)
ひかる(プロフ) - 14000hit,ありがとうございます！ (2018年7月26日 21時) (レス) id: 1e5050a07d (このIDを非表示/違反報告)
ひかる(プロフ) - 13000hiｔ、ありがとうございます！ (2018年7月26日 21時) (レス) id: 1e5050a07d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ひかる | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/sekka/
作成日時：2018年4月22日 16時
