【薄桜鬼】ブラコンの妹ちゃんが恋をするのは、誰でしょう？ (ページ36)

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総司と結衣の相性　　　結衣side ページ36

みなさん、ごきげんよう。
結衣ですわ。

今回は、まだsideをもらったことがない人代表で出てきましたの。
何をするかといえば…。

そう、罠を仕掛けるのよ…！
対象は、A。

どんな罠がいいかしら？

沖田「あれ、結衣ちゃん、何してるの？」

結衣「あ、沖田さん。」

Aに罠を仕掛けることを話した。

沖田さんは、にやりと笑う。

沖田「そうだねえ。手伝ってあげるよ。代わりに、土方さんに仕掛けるとき手伝ってよね。」

結衣「土方さんですか…。怒ると怖いですけど面白そうですわ。」

二人して、真っ黒な笑みをこぼしていた。
その現場を見た隊士は、「ノイローゼ」になりかけたらしい。

作業も中盤に差し掛かったとき、邪魔が入った。

貴「あれ、結衣様、何をされているんですか…？」

けっこう、ビックリした。

結衣「見てわからないの？沖田さんと遊んでいるところですわ。」

貴「いや、わかりますけど。結衣様ほどの姫君が、土遊びなどおやめくださいませ。」

沖田「ちょっと、A君？結衣ちゃんの自由を奪う気？」

貴「えっ…？そういう訳ではありませんが…。」

沖田さんのおかげで助かりましたわ。
Aが、迫られているのを見るのは結構面白いんですの。

沖田「じゃあ、どういう訳？」

貴「いや、結衣様には、上に立つ人間としての自覚を、
　養っていただかないといけないのでして…」

沖田「僕らみたいな、下の民は、はいつくばってろと？」

貴「いや、誰もそんなこと言ってないでしょう？」

沖田「最低だなー。一君が聞いたら、殺されちゃうね♪」

貴「は？なんで、斎藤さんが出てくるんですか！？」

沖田「え、だって今から逢引きするんでしょ？
　しまいには、出会い茶「行くか！！」」

貴「あんた、ふざけてますよね！？」

沖田「え～、ふざけてないよ？それより、さえぎらないでよ。」

Aは、キレかけているけど、沖田さんは、飄々としている。
と、そこに平助が来た。

藤堂「何やってんのさ？A、一君が呼んでるぜ。」

貴「あ…！行ってきますね！それから沖田さん、逢引きじゃなくて薬問屋に行くんです！」

僕なんかとそんな関係だと言われたら、斎藤さんに失礼だ、と言って

Aは、去っていった。

藤堂「…ほんと、なにしてんの？」