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西島side
キイッ
静かに引き戸を開き外に出ると、
秋の夜風が涼しくて気持ち良い。
ちょっと休んで落ち着いたら戻ろう。
そう決めて階段に座り込んだ。
…
西「いって…」
落ち着いたら戻ろう、なんて思ってたんたけど…
全然落ち着く様子も無く、
それどころか悪化してくる頭痛に寒気。
どうしようもなくて、
膝に顔を埋める。
どれくらい経っただろうか。
カラカラっ
勢いよく開いたドアに慌てて顔を上げる。
與「…ぉわっ」
西「…っ、與」
急にドアが開いたと思ったら
出てきたのが與でさらに驚く。
トイレから戻らない俺を探しに来たらしい。
苦し紛れについてみた嘘もすぐ見破られて、
あっさり体調不良がバレてしまう。
でも、なんとなく、
元々体調が悪いって事を言いたくなくて
飲んでもいないアルコールのせいにしてみた。
居心地悪くてペラペラ喋ってたら
與に制される。
観念して顔を腕の中に埋めると
與が背中をさすってきた。
心地良いリズムでさすられる背中。
でもそれに比例して感じ始める
胸の不快感。
やばい、気持ち悪い、吐きそう
生唾を飲んで耐えるけど
そろそろやばいかもしれない、、
與「ど？落ち着いた？」
西「…」
トイレに連れて行ってもらおうと
顔を上げるけど、うまく声を出せない。
與「ちょ、真っ青やん」
西「…きもちわるい」
與「え、ちょ、吐きそ？」
なんとか気づいてくれて、小さく頷く。
與「トイレまで我慢できるか？っほれ」
西「…っん、」
もう限界で、
どうやってトイレまで連れてきてもらったか
覚えていない。
トイレに着くとそのまま個室になだれ込んだ。
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琴音 - こんばんは(*^^*) 夜分遅くにいきなりすみません｡｡｡ この看病の物語は主人公ちゃんは出て来ないでメンバーさんが看病するお話ですが｡｡｡ 主人公ちゃんが看病するお話も読みたいなと思いました｡ (2022年1月14日 1時) (
レス) id: 4332e38eb8 (このIDを非表示/違反報告)
きりん(プロフ) - 更新嬉しいです！！今後も楽しみにしています！ (2018年10月4日 0時) (レス) id: db63f5c8c5 (このIDを非表示/違反報告)
うさぎ(プロフ) - ととさん» ととさんのおっしゃる主人公とは、読者様の事でしょうか...？こちらの小説には読者様は登場しません、すみませんm(_ _)m (2018年7月26日 19時) (レス) id: d738f2ad7c (このIDを非表示/違反報告)
とと - 主人公ちゃんはまだ出てきてませんよね？もしかして、看護士さんですか (2018年7月26日 19時) (レス) id: 45f78a918e (このIDを非表示/違反報告)
まめちゃん(プロフ) - お久しぶりです！今後どうなっていくのか、話の展開が楽しみです！お忙しいとは思いますが、無理せず更新頑張ってください(^o^) (2018年7月19日 21時) (レス) id: db63f5c8c5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：うさぎ | 作成日時：2018年6月24日 21時
