AAAの体調不良！2

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西島side



ちょっと風邪引いた、ってくらいだったのに。


気温が下がって空気が冷たくなって、
部屋もちょっと乾燥してて

1回咳をすると止まらなくなっちゃって
挙句の果てに吐いてしまった。



西「けほけほっ、はぁ…」


どうにか落ち着いて横にさせてもらったけど
目を瞑っても胸の苦しさと罪悪感で寝れない…。

そのまままともに寝られず朝になってしまった。



日「え、西島、顔色悪っ！」

與「わ、ほんまや。」



寝不足のせいか顔色が悪いらしい。

まぁ咳だけだからそんな体調悪いわけでは無いんだけど…



西「ちょっと寝れなかっただけ。大丈夫大丈夫。」

秀「咳込みすぎて吐いたくせによく言うよ…」



ちょ、言わなくていい…

って言う前に「え、まじ？！大丈夫？！」
って日高と與と直也くん。



西「夜中ちょっと乾燥してたから苦しくてさ…。
大丈夫だから！！」



撮影中断、って事だけにはしたくなくて
必死に大丈夫だと伝える。



やっぱり冷たくて乾燥した空気のせいだったのか
今朝は落ち着いている。


ちょこちょこ水分補給をして、
なんとか２日目の撮影を終える事ができた。





西「ケホッケホッ…はぁっ…けほっ」


あー

やっぱ夜はダメだ…苦しい…



與「にっしー、苦しいん？」

西「んー…ちょっと、ｹﾎｯ」


息を吐いても吐ききれないような苦しさから、
変な呼吸になっちゃって

真司郎に気づかれてしまった。



與「ちゃんと息できてないよね？
変な音するし…」

西「なんか…苦し…ｹﾎｯｹﾎｯ、ふぅ」

與「あかんわ、もう。病院いこ？」


病院行ったら撮影が…って言う前に
マネージャーに連絡し始めた真司郎。



浦「寒いから、上着羽織っていこう？」


日「あ、もしもし秀太？おっけ。

車用意出来たみたい。」


あれよあれよという間に病院に行く準備がされ、
断る間もなく真司郎に支えられながら立ち上がった。



秀「エンジンかけてたから暖かいはず。」


先に外に出てくれてたマネージャーと秀太に
出迎えられ、車に乗り込む。



西「ケホッケホッ…なんか、ごめん…」

與「謝ることないやん。」


せっかくいい宿に泊まらせてもらって、
夜は唯一皆がゆっくりできる時間なのに

申し訳無くて…


真司郎の珍しく優しい言葉に
ちょっと泣きそうになった。

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