AAAの体調不良！2

☆ ページ30

宇野side



宇「…ちょっと、遅くない？」

千「うん…。何かあったのかな？」



ここから病院までは車で15分ちょっと。

さっきリーダーが電話をくれてから
30分は経っている。



カチャッ


何かあったのかな…？
連絡してみようか…って所で鍵を開ける音。



宇「おかえり！え、ちょっとどうしたの？！」

浦「ちょっとにっしーと日高が酔っちゃってさ。
とりあえず中入るわ！笑」

宇「あー、ごめんごめん！日高、おいで？」



玄関に出たらにっしーをおんぶしてるリーダー、
真っ青な顔で袋を握りしめている日高。

さっきよりちょっと元気そうな秀太と真司郎。


予想外の光景にびっくりしたけど、
まず今にも吐きそうな日高をトイレに連れていく。




日「ケホッケホッ、ううっ…ゲーっ…はぁっ」

宇「大丈夫だから、落ち着いて」



しばらく唸ってたけど、1回吐いて
ちょっと落ち着いたみたい。


宇「向こうの部屋行こっか。」

日「ん…ごめん…」



顔色も真っ青だったけど頬に赤みが戻ってきて
とりあえず安心。
(熱はまだ高そうだけど…)



でも、問題はこっちの人かも…




西「ううっ、ゲホッ…ぅえっ、はぁ…ｹﾞﾎｯｹﾞﾎｯ」

千「ゆっくりでいいからね？落ち着いて…」


車を降りてしばらく経ったのに、
咳き込みながら苦しそうに吐いてるにっしー。



浦「日高はにっしーの貰っただけだと思うけど…
にっしーはちょっと車酔いじゃないかもな…。」


千「ちょっと背中も熱いんだよね…
熱ぶり返しちゃってるかも。」

浦「まじか…」






西「んんっ…はぁ…」

宇「にっしー、そこじゃ寒いから。布団入りな？」

西「ん、ごめん…」



30分くらいしてようやく落ち着いたけど、
もうぐったりでその場に横になってしまった。

フローリングだし寒いから
3人が寝てる部屋に連れていく。




浦「あ、ご飯ありがとね。
俺らと秀太と真司郎は食べちゃおっか？」

宇「そうだね、用意してくる。」


時間が経って冷めちゃった料理を温め直して
部屋に持っていくと、

千晃とリーダーで皆の熱を測っていた。


宇「ど？」

千「真ちゃんと秀太は37度台だから、
今日ゆっくり寝れば下がるかなー？」

浦「日高は38度。
にっしーも38.5度出ちゃってるわ。」

宇「2人ちょっと厳しいね…
ご飯も食べれないもんね…」




さ、まずご飯食べよ！


って5人分の食事をテーブルに並べた。

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