AAAの体調不良！2

☆ ページ29

浦田side



作戦会議の結果、女子チームでご飯を作り、
俺とにっしーで病院に連れていく事に。



浦「じゃ、ご飯よろしく！」

宇「おけー！気をつけてね。」



割と元気な秀太を助手席に乗せ
真司郎と日高の間ににっしーが座り病院へ向かう。


幸い、病院は空いていてすぐ診察室に呼ばれた。



秀太と真司郎は2〜3日ゆっくり休めば良くなる

ただ日高はご飯も食べれてないみたいだから
って結局3人とも30分の点滴を1本打っていくことになった。



西「日高、大丈夫？」

日「ん…大丈夫…」

浦「ちょっとでも寝れる時に寝ときな？」




熱で潤んだ目をゆっくり閉じる日高。



浦「お前らはどっか痛いとかない？」

與「ん、ちょっと頭痛いくらいやから大丈夫。」

秀「うん…俺もかな。」



まぁ、大丈夫では無いけどな…笑

2人も横のベッドに寝かせてもらい、
静かな空間で30分の点滴を打ち終えた。



家でご飯を作ってくれている宇野ちゃんに
今から帰るよ、って電話したら


え、早い、やばい！

って後ろで千晃の声。笑



焦ってケガすんなよって千晃に伝えて！笑
って宇野ちゃんに言って、電話を切った。





浦「帰るぞー」



点滴をして休ませてもらって、

来た時よりちょっとだけ元気になった3人を連れて車に乗り込む。



病院を出て10分くらい経ったかな、って時。




與「直也くん、どっか車止めれる？」

浦「ん？どうした？」

與「ちょっと酔っちゃったみたい…」

浦「え、大丈夫？そこのコンビニ止めるわ。」



真司郎の言葉を聞いて
慌ててコンビニに車を止め、後ろを振り返る。



浦「真司郎、大丈…え、にっしー？大丈夫？！」

與「気持ち悪くて喋られんみたいやねん…」



真司郎が酔ったのかと思ったら、
具合悪いのはまさかのにっしーで。

真っ青になって深呼吸して、
日高が背中をさすっていた。



浦「にっしー、吐きそ？」



聞くと微かに頷くにっしー。

袋ないかな、って皆で車を探す。


秀「あ、あった」



秀太が助手席のポケットから袋を見つけ、
後ろの真司郎に渡す。



與「にっし、我慢せんでええよ？」

西「んんっ…っ、はぁ…ぅっ…」



真司郎が袋を広げると
限界だったのか、すぐに声も出さず戻してしまう。


浦「日高、気持ち悪い？」

日「や、大丈夫…」


そんなにっしーの隣に居た日高。
貰っちゃったみたいで顔色真っ青。


もう1枚見つけた袋を渡すが吐くほどではないらしく
そのまま10分くらい休ませてからまた出発した。

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