AAAの体調不良！2

☆ ページ26

日高side



西島が体調不良で帰った次の日。


真司郎と2人でラジオ関係の仕事をしていた。




與「この段取りどーする？…ケホッケホッ」

日「この話の流れでこっち話してー、」

與「ケホッ、せやな。」



…って真司郎。

さっきから咳してるけど
もしかして風邪引いたのかお前。


チラと見ると、

ん？

って顔の真司郎。



頬が微妙に赤いのは自覚ないのか？



まぁ具合悪そう、って訳でもないし
番組収録の打ち合わせを進めた。





與「んぁ〜…ねむ…ケホッケホッ」

日「お前さ、その咳風邪？」


一旦休憩に入り、
欠伸をした真司郎に聞く。


與「んー、なんか昨日から喉痛いんだよね。」

日「喉だけ？」

與「うん。なんで？」


なんで、って。
やっぱり自覚ないんか。

もうしゃーない、と思って
真司郎の額に手を当ててみる。



與「ちょ、なにするん」

日「お前熱あるよ。自覚ないの？」

與「え？まじ？」



心底びっくり、って顔で自分の首筋を触る真司郎。



與「どーりで何かだるいなー思うたわ…」



熱があるって分かった途端
座っていたソファに沈み込んだ。



日「アホでしょ！笑
ま、無理すんなよ。のど飴あげる。」




ラジオ番組は生収録。

ちょこちょこ咳はしてるけど、
声は無事みたいだから

今のうち休ませて体力温存。






日「さぁ始まりましたー」

與「こんばんはこんばんはー」



順調に進む生収録。

真司郎は時々軽く咳払いをする程度で、
調子良さそうだから気ー抜いてた。



日「ではでは、日高光啓と」

與「與真司郎でしたー！」



カットの声がかかった途端。




與「あかん…もーむりやわ…ケホッ」


セットに座ったまま
伏せてしまった真司郎。



日「おー…大丈夫か？」

與「頭痛い…だるい…むり…」

日「熱上がったな…。
肩貸すからさ、楽屋戻るぞ。」

與「ん…」



さっきより熱い体を横から支えて楽屋にもどる。


すぐソファに横にならせて
マネージャーに連絡して迎えに来てもらった。





マネ「つきました。」

日「真司郎、まじで1人で大丈夫？」

與「うん、大丈夫…。ありがとな。」




俺も乗せてもらって先に真司郎の家に着く。


明日も朝からAAAのライブの打ち合わせ。


せめて熱だけでも下がればいいな…
なんて考えながら、俺も家に送ってもらった。

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