AAAの体調不良！2

★ ページ19

與side




ｽﾀｯﾌ「じゃあ次…日高くん、お願いします！」

日「はーい。えー…と、」



3人のスタッフさんのプレゼンが終わり、
次は日高の番。




日「ここで後ろのスクリーンの映像と
俺らのダンスを融合させて…」



んー
やっぱ頭ええな、日高は。


皆が思いつかなかったような
面白いアイディアを次々出していく。



日「で、えー…と…」


ずらーってプレゼンしてたんやけど、
急に言葉につまる日高。



日「すみません、、んーっと…」



思わず資料からパッと顔を上げると、
さっきとは比べ物にならんくらい血の気の無い顔。



與「日高、大丈夫か？」

ｽﾀｯﾌ「日高くん、１回座りな…？」




日「すみませ、…ふー…」


スタッフさんも皆びっくりして
イスを日高に渡してその場に座らせる。




與「やっぱ具合悪いやん。大丈夫か？」

日「ごめ…」



座って呼吸を整えている日高の背中をさする。

真っ白やもんな…貧血か…？




しばらくそのまま背中をさすっていたんだけど
なかなか落ち着かないみたいで、

そのまま目の前の机に伏せてしまった。



さすがに皆慌てだしてどうしよう？ってなる。


ｽﾀｯﾌ「大丈夫？医務室の人呼んでこようか？」

日「んん、大丈夫…」




與「気持ち悪い？トイレいく？」

日「ん…いく…」




やっぱり。
血の気が引いて気持ち悪くなったらしく、
吐き気がするらしい。


ふらふらしてる日高を支えながら
ゆっくりトイレに向かう。






日「ぅぅっ…っぇー、ｹﾞｪｯ…はぁ、…」



だいぶ我慢してたのか、
個室に入るとすぐにえづいちゃって、
吐いてしまった。


15分くらい居たかな…



日「ごめ、も、大丈夫…っん」


大丈夫って言う日高を立たせようとしたけど、
その衝撃でまた吐き気がきたみたいで

トイレに逆戻り。


そのまましばらく吐き続けていた。

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