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はち ページ7

放課後…



慧「…山ちゃん、なんでうちの学校来ちゃった
の?」

涼「いのちゃんがいるからに決まってんじゃん」



でっかいクッションに顔をくっつけて、ふんわりとした甘い香りをめいっぱい吸い込む。
大好きないのちゃんの部屋。
置かれているものはずっと変わらず シンプルで落ち着いた雰囲気だけど、どーもこの香りにやられてしまう。

シャンプーみたいな心地いい、やさしい香り


慧「いろんなとこからサッカーで声かかってたのに
何もそれを蹴ってまでガッチガチの進学校に
来る必要ないでしょ!」


俺が山ちゃんからサッカー取り上げたみたいじゃんと悲しそうな顔をする。


涼「俺はもともと部活ちがうのに入ろうと思ってた
し、勉強もがんばるつもりだよ?」


参考書のページの端をいじいじしてるいのちゃんに
やさしく声をかける。


涼「だからさ、中学生のときみたいに勉強教えて
よ、せんぱい」

慧「山ちゃん…」


この高校受けるって言った時は親から猛反対されたけど、お隣のいのちゃん家に泊まり込んで毎日勉強して、超ギリギリのところで受かったからね。

もうこの部屋は俺の部屋でもあるみたいなもんだし


慧「お前も大人になったねぇ…」

涼「もとからひとつしか歳変わんねーじゃん笑」



一緒に床に座って ベッドにもたれかかって話すと
自然とまぶたが重くなってくる


慧「てかさぁ、、なんで入学してから全然声かけ
てくれなかったの?」

涼「それは…」



ガチャ、



突然ドアが開いて、嫌な予感がした




?「おーい」






**
新作を作ってしまいました…
大人な感じの短編にしたいなって思ってます!
ぜひお越しください♪

http://uranai.nosv.org/u.php/novel/rabbit39392/

きゅう→←なな



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よしりん(プロフ) - うさきちさん» 待ってます! (2019年5月1日 1時) (レス) id: a57dd735da (このIDを非表示/違反報告)
うさきち(プロフ) - よしりんさん» ありがとうございます!今日の深夜あたりに更新する予定なのでおたのしみに♪ (2019年4月30日 21時) (レス) id: afadc19f72 (このIDを非表示/違反報告)
よしりん(プロフ) - ちょー気になるところで終わった……。更新待ってますっ!!!! (2019年4月30日 21時) (レス) id: a57dd735da (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:うさきち | 作成日時:2019年4月9日 20時

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