いちばんきみのそばに。(ym×in) (ページ4)

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ごページ4

慧「ふぁ？」

涼「食べ終わってから話せよ笑」

ごはんを入れたまま口を開こうとしたから
ぺしっと軽く頭を叩いてやった。
水分が足りていないのか、ごはんがゆっくりと喉を通っていった。

慧「えーと、あ、おひさ～」

ずびしっ

手を振ってへらへらする相変わらすな彼に今度は脳天チョップを食らわす。

慧「いたっ…！？」

侑「ちょっと涼介！いのちゃんになんてこと
すんの！？」

いのちゃんが座っている前のいすを乱暴に引いて
席に着く。顔を近づけて頬杖をつくと、箸の間からおかずがぽろりとこぼれ落ちた。

涼「あのさぁ、もうちょい警戒心もったらどうな
の？」

慧「へ…？」

吸い込まれそうな綺麗な瞳。
ぽてっとしたくちびるの横にはごはん粒が
ついている。
おまけに箸を持つ手はぶかぶかのカーディガンに隠れていて、ちゃっかり萌え袖なのだ。

涼「1個ずつあげてたらキリないから自分で考えて」

しかも俺がめちゃおもいやつみたいに思われそう

涼「じゃね、教室戻る」

ぽんといのちゃんの頭に手をのせて、席を立つ。

ちょっとくらいどきどきしてくれんのかなとか
思ったけど、へらへら笑ってるだけ

慧「午後の授業寝るなよぉ～笑」

涼「うっさいわ！」

ひとつ上の幼なじみの彼。

いつになったら
この長年の片想いは実るんだろうか…

***
開始早々、更新遅れました…( .. )
きゅんの一つや二つあってもいいのに
いのちゃんの登場すらやっとだなんて泣
感想いただけたらうれしいです！まだ5話ですが笑笑