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Aだよな

. .
銀時にそう言われ
私は視線を斜め上にやる。
「あっれー?私ってそんな名前だったかなぁ」
痛い。銀時からの視線がグサグサくる。
それでもしらを切り続けていると一つ溜息を
吐きながらも"風呂貸してやっから入れ"と
お風呂まで案内してくれた銀時。
「ん、ありがとう。銀t…あーーー
お兄さん☆、お名前は?」
危ない危ない、危うく名前を呼んでしまう
ところだった。
ん?手遅れ?大丈夫だよ、銀時だし。
「手遅れだっつぅの。」
「エスパーかよ死ね。」
「テメェが勝手にベラベラ喋ってたんだろーが!」
げんこつをくらう。
どうやら心の声が口から漏れてたらしい。
頭をさすりながら取り敢えず帯をほどきだすと
銀時が慌てて出て行った。
「おい着替えんなら言えよ…。」
「私は服を着たまま風呂に入るような人間に見えますか?」
すると黙り込んだ銀時くん。
おや、返す言葉が見つからないのかい?
「呆れて言葉が出ねえんだよ…。」
なーんて言葉は聞こえないフリをして
お風呂を借りる。
てかまた心の声漏れてるよ、ヤバイね私。
お、風呂ケッコー広いんだね、お借りします。


風呂から上がるとチャイナ服が置いてあった。
取り敢えず着てみる…が小さい、これは…
「…ぎ、銀時にこんな趣味が…!」
子供用じゃないか…!嘘だろ銀時!
「ねぇよ!そんな趣味っ!!!」
扉を開け出てきた銀時は私に向かって叫び、
それから私の姿を見て顔を赤らめた。

「照れてんの?ワロス。」
「うるせぇよ!

…てかさっきからお前にずっとすっげえ違和感感じてんだけどヨォ…なんか変じゃねぇか?」

「…そうだね、私はちょーっと変だよ。
まぁ答えは教えてやんないから自力で見つけてねー。」

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作者名:琴爪 凛 | 作成日時:2018年4月9日 1時

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