三十二話<大切な人> ページ34
ジェリコside
ギーラがAに抱きついてから、既に数分。
何故か2人共泣いている。
俺達は何も分からないまま、ただ立っているだけだった。
「ギーラ、大きくなったね」
ギ「姉さんはぜんぜん変わってないでしょう?」
「ふふ、そう?」
やっと離れた2人はいつのまにか和やかな雰囲気になっていた。
ジ「お前ら、一体どういう関係だ?」
たまらず口を挟む。
ギ「ジェリコに話したことはなかった?
私の大切な人のこと」
そういえば……昔聞いた気がする。
弟と同じ位、大切な人がいると。
ジ「それがコイツか?」
ギ「ええ。公にされてはいないけれど、大罪人。私の姉みたいな人よ」
「ギーラとは姉妹みたいな感じ」
ゴ「それは初耳だ」
後ろから声がしたと思うと、ゴウセルがいた。
「ゴウセルにはあまり言ってなかったかな?」
ゴ「Aの記憶は読めないからな」
「そうだったの?」
ギ「私……ただ姉さんに会いたかった」
「私も…
約束、守れなくってごめんね」
優しくギーラを抱きしめるA。
母のように温かいくて、やわらかい。
傍目で見ていても、そう感じさせる"何か"があった。
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咲月アリス(プロフ) - アルパカさん» ありがとうございます!!面白いと思って頂けて嬉しいです!! (2016年8月16日 14時) (レス) id: 9076e1e239 (このIDを非表示/違反報告)
アルパカ(プロフ) - 凄く面白いです! (2016年8月15日 13時) (レス) id: 3773acc8a5 (このIDを非表示/違反報告)
リオナ(プロフ) - キュピコンさん» ありがとうございます!頑張ります(^_^) (2015年3月30日 7時) (レス) id: 92fe6fb134 (このIDを非表示/違反報告)
キュピコン - 更新頑張ってください!! (2015年3月30日 2時) (レス) id: 6895329fd3 (このIDを非表示/違反報告)
リオナ(プロフ) - 夏さん» ありがとう♪嬉しいな(*^^*) (2015年3月29日 22時) (レス) id: 92fe6fb134 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:リオナ | 作成日時:2015年2月19日 19時