【七つの大罪】8人目の大罪人はゴウセルの恋人です

十六話<お出掛け> ページ17

貴方side

私にとってははじめて会う人たち。

みんな優しいから、少し楽しい。

特に、ゴウセル。

いつも、懐かしい香りがする。

それに、側にいると安心できる。

デ「ねえねえA、ボクらと一緒にお出掛けしない？」

「いいけど……ディアンヌはどうするの？」

デ「ボクはちょっと森の中に行ってくるから、Aはエリザベスと待ってて」

「わかった。どこに行ればいい？」

デ「う〜ん、店の中でいいよ」

「エリザベス、呼んでくる」

私はエリザベスを呼ぶために店の中に行った。

「団長、エリザベスは？」

メ「エリザベスなら、部屋の中だぜ」

「ありがとう」

エリザベスの部屋のドアをノックする。

「エリザベス、いる？」

エ「A？」

ドアを開けてエリザベスが出てくる。

「ディアンヌがね、３人で出かけないかって言ってるんだけど……」

エ「いいですね。

ところでディアンヌは？」

「森に行くって言ってた……」

エ「ああ、そういうことですか」

エリザベスは意味を理解したみたい。

「準備ができるまで、待っててって行ってた」

エ「じゃあ、おしゃべりでもしましょうか」

「うん」

私たちはディアンヌが来るまでおしゃべりすることにした。

十七話<お出掛け２>→←十五話<記憶２>

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