待ってください！ 43 ページ47
食事の支度も完了し、あとは食すのみ！！
私が作った料理を前に、寮生たちは戸惑う。
「え……、見た目は美味しそう…」
「だけど味は分かんないぞ」
「だって、あのリリア先輩だもんな」
……………思いっきり聞こえてるよ←
まぁ、リリア先輩本人は聞こえてないみたいだから良いけど。
寮生たちが驚くのも当たり前だが、それよりもっと驚いているのは
マレウス先輩
シルバー先輩
セベク
の三人だ。
リリア先輩と親しい分、驚きが隠せないのだろう。
ふふっww
なんか面白いwwww
みんなが驚いてるのみるの、めっちゃ楽しいんですけどwww
リリア「ほら、冷めないうちにどうぞ」
勧めるが、誰も食べようとしない。
まぁ無理もないか。
どうしたら食べてくれるだろう。
私が考えていると……。
『美味しい！』
この料理が安全だと知っている唯一の人物、リリア先輩(私の姿)が声をあげた。
「Aが美味しいって言ってるぞ」
「マジかな……？」
「Aさんが大丈夫って言うなら、大丈夫か………」
それに押されるように、寮生たちも次々と食べ始める。
すると。
「…………美味しい！！！」
「えええええ！？美味しいんだけど！？」
……わぁお、大絶賛☆☆
「美味しいです、リリア先輩！」
「いつ練習したんですか！？」
リリア「あはは…w」
残念な事実、これを作ったのはリリア先輩ではなく、私・Aなのだ、ごめんよ。
練習なんてしてないし。てか、練習したとしてたら、付き合わされた人可哀想←失礼
ま、美味しく食べてくれたんなら本望だよ。
するとふと、リリア先輩と目が合う。
私たちは互いの姿のまま、こっそりと笑い合ったのだった。
・
後日、元に戻ったリリア先輩に料理をねだった寮生が倒れるという事件が起きたのは………、別のお話★
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シャーペンの芯(プロフ) - ルチアさん» わわわ、ご指摘ありがとうございます！！後日直させていただきます！！そして、楽しんでもらえて幸いです(*^^*) (2020年11月10日 22時) (
レス) id: 4eed4f74a9 (このIDを非表示/違反報告)
ルチア - まぁ、楽しいのでいいです。 (2020年11月10日 18時) (レス) id: 114ae46c93 (このIDを非表示/違反報告)
ルチア - シャーペンの芯さん、「とろっそしている」とはどういうことですか。「ページ６」 (2020年11月10日 18時) (レス) id: 114ae46c93 (このIDを非表示/違反報告)
シャーペンの芯(プロフ) - レンリさん» 大丈夫です、私もでｓ・・（（（（ (2020年9月4日 17時) (レス) id: 402419b6d7 (このIDを非表示/違反報告)
レンリ - リリア先輩を、ヤンデレとして見ている私は、バカです。 (2020年9月4日 6時) (レス) id: cff600fdbd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：シャーペンの芯 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/syapennosin/
作成日時：2020年5月19日 16時
