待ってください！ 41 ページ44
この半日、何も起こらないことを願いながら、リリア先輩の姿で勉強をしていると(念のため先輩の部屋で二人で)
…………事件は起こった。
なんと、夕飯を作る料理人が、買い出しから交通機関の都合で戻ってこられなくなったらしい。
てことは
リリア(中身はA)「夕ご飯が食べられない……ってことおおおお！？」
『ちょっと静かにしてください！！』
叫ぶ私に、リリア先輩(身体は私)が注意する。
わぁお、先輩ったら、完全に私になりきってますよ((((((
リリア「と、とにかく食堂に行ってみますか？」
『……口調』
リリア「うっ……。しょ、食堂に行くとするか…」
『はい、そうしましょう！』
そして、私になりきっている先輩と共に食堂へ行った。
案の定、食堂はザワザワしていて。
悲鳴をあげる人もいれば、困り果てた顔をする人もいる。
夕飯が食べられないなんて、マジで死ぬ。
私はまだしも、運動部の人は特にお腹が空いているはずだし………。
マレウス「はぁ…、他の寮の料理人を呼ぶしかないか……」
リリア「誰が行くのよ？」
マレウス「ん……？」
うぎゃっ、しまった。
リリア「だ、誰がその料理人を呼びに行くんじゃ…？」
危ない危ない危ない。
ついついいつもの口調になっちゃったよ←
セベクもシルバー先輩も、う〜んと考え込む。
そのとき
『じゃあ、私が作ろっか！』
と、リリア先輩(私)が声をあげた。
………は？？？？
一斉にリリア先輩(私)に視線が集まる。
おいおいおいおい(((((
それ、死人が出るって←失礼
でも、私たちが入れ替わったことをしらない皆は
「Aは料理が上手いからいいかも！！」
「A一人で作るのは大変だから、Aの指示で俺らも手伝おう！」
「マジ助かったー！！」
と、任せる気まんまん。
……え。
えええええええ！？
そ、それは何があっても駄目！！
なんとかして止めなくては！！
思いきって
リリア「わ、私が作るからああああ！」
と叫んでしまう。
すると、皆がぎょっとして目を見開く。
そ、そんな目で見ないでくれ←
てか口調ミスった←
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シャーペンの芯(プロフ) - ルチアさん» わわわ、ご指摘ありがとうございます！！後日直させていただきます！！そして、楽しんでもらえて幸いです(*^^*) (2020年11月10日 22時) (
レス) id: 4eed4f74a9 (このIDを非表示/違反報告)
ルチア - まぁ、楽しいのでいいです。 (2020年11月10日 18時) (レス) id: 114ae46c93 (このIDを非表示/違反報告)
ルチア - シャーペンの芯さん、「とろっそしている」とはどういうことですか。「ページ６」 (2020年11月10日 18時) (レス) id: 114ae46c93 (このIDを非表示/違反報告)
シャーペンの芯(プロフ) - レンリさん» 大丈夫です、私もでｓ・・（（（（ (2020年9月4日 17時) (レス) id: 402419b6d7 (このIDを非表示/違反報告)
レンリ - リリア先輩を、ヤンデレとして見ている私は、バカです。 (2020年9月4日 6時) (レス) id: cff600fdbd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：シャーペンの芯 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/syapennosin/
作成日時：2020年5月19日 16時
