人の気持ちも知らないで…【ヒロアカ】 (ページ20)

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貴方side

ヴィランの襲撃があり、皆下校する事になった。……あれから、出久とは話してない。

私が悪かったんだから、謝らなきゃ。
けど…何で出久はあんな言い方……

そうだ、会って話すのが気まずいなら、メールで送れば……。

うん。今は出久も忙しいだろうし、体育祭が終わった後とかで良いかな？

すると、弟が帰ってきた。

ちなみに、弟の名前は

神崎悠太(ゆうた)。

悠太「あ…ねーちゃん…ただいま……」

貴方『うん、おかえり。悠太。

今日もお疲れ様。さ、ご飯は出来てるから食べよ？今日は悠太の好きなゴーヤチャンプルーだよ！』

すると、悠太は笑顔になって、言った。

悠太「やった！いっただきまー……」

貴方『悠太～？まず、手洗いうがいしてきなさ～い！それまではチャンプルーはお預けだ～』

悠太「は～い……」

悠太は頬を膨らませて言った。

悠太、最近の小学生では珍しく、ピーマンとか苦いのが好きなんだよね。

まぁ、私も好きだけど。

それから一緒に飯を食べ、風呂の時間になった。……いま、悠太が入ってる。

いまから行ったら悠太、どんな反応するかな。

～風呂～

貴方『悠太～！やっほー！』

悠太「うわぁ!?ねーちゃん!?
入ってこないでよ～！」

悠太は下を隠して言った。

貴方『ふふ～ん♪おねーちゃんが洗ったげる♪…男の子が前を隠さない！』

悠太「い、良いよ！僕だって小学2年だし、1人で洗える……わっ！ちょ、くすぐったいよ……！」

貴方『へへ～♪すみずみまで洗ったげる～♪』

悠太「はは、あはは！

……も～。ねーちゃん、だんだん母ちゃんや父ちゃんに似てきた……」

…そっか。悠太、寂しいんだね。
私は悠太を抱きしめて言った。

貴方『父ちゃんと母ちゃんが居なくて、寂しい？悠太。』

悠太は俯いて言った。

悠太「…ねーちゃんが居るから平気……
けど、ねーちゃんが2人に似てきて大変だと思う」

貴方『悠太…優しいな、
ねーちゃんの事、考えてくれて心配してくれてるんだな。

悠太。何時までも優しい悠太でいるんだぜ。…おねーちゃんとの約束。』

悠太「…うん、勿論だよ…ねーちゃん」