殺し屋にカッターキャーとか②【ヒロアカ】 (ページ39)

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林間合宿ー誘拐編ーページ39

貴方side

私達は爆豪と常闇を捕まえたヴィランを追いかけていた。

貴方『チッ、速い奴だな…』

辰「クソ！俺らでも追いつけねぇなんて！どんだけ素早いんだよ！」

辰の竜でも追いつけないくらいあのヴィランは早かった。

すると、蛙吹が緑谷と轟を舌で投げ、ヴィランに体当たり(？)をした。

そして、緑谷達は下の方に落ちて言った。

辰「行くぞ！お前ら！」

辰の叫び声に合わせて私達は剣を抜き、

ヴィラン達に襲いかかるが1人のヴィランが火を此方に向けて来た。

貴方『…！熱ッ！』

ライナ「こ、このままじゃ逃げられる！
……!?ッあああぁ！」

煙で視界が悪い中、ライナの叫び声が聞こえた。

貴方『ライナ!?…ッそ！』

すると、タイツのヴィランが仮面のヴィランに言った。

トゥワイス「お前やっぱりすっげぇな！
全然すごくねぇな！」

まさか…！ライナが捕まったのか!?

貴方『ッ！ざっけんな！』

私は奈子に教わった格闘術で仮面のヴィランの腹を蹴る。そして、剣を突き付けて言った。

貴方『ライナを返せ…！さもなくば斬る！』

すると、轟が3個の玉を持った。

轟「コレが…爆豪、常闇、神崎だな」

すると仮面のヴィランが仮面を取って、舌を出した。そこには3個の玉が。

Mr.「!?」

そして、いきなり青山のネビルレーザーが仮面のヴィランに当たり、

3個の玉が仮面のヴィランの口から吐き出される。

そして、障子が常闇を奪還し、轟と私が玉を取ろうとした時、継ぎ接ぎのヴィランが2つの玉を取って言った。

荼毘「哀しいねぇ……轟焦凍。
そして、残念だったな。ナイト。仲間は貰ってく」

貴方『！待てよ！』

そう言い、手を伸ばすが掴もうとした時にはヴィラン達は居なくなっていた。

辰･奈子「…A…」

多分、私の目は光がないだろう。
私はその場で膝をつく。

ライナを助けられなかったのは……
私に力がなかったから……。

弱かったからだ……！
私は、強がってただけで……！

強くなんて、なかったんだよ……。

こうして…任務も失敗し、ライナを失った林間合宿は幕を閉じた。