殺し屋にカッターキャーとか②【ヒロアカ】 (ページ33)

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林間合宿ー試練編ーページ33

貴方side

あれから暫くした後。
私達はバスに乗り、林間合宿に向かった。

相変わらずバスに乗るとクラスメートは騒がしくなる。

奈子もあまり騒がしいのは好きじゃないのか、少し不貞腐れている。

それから1時間近く経つと、林間合宿の場所に辿り着く。

バスから下りると、まだ小さい少年とネコの様な女性が居た。

その女性は【プッシーキャッツ】の1人のマンダレイ。

マンダレイは山奥を指差し、言った。

マンダレイ「夕方までにあそこまで辿り着けなかったキティはご飯抜きね！」

貴方･辰･奈子･ライナ以外「はぁぁぁぁ!?」

クラスメートが叫ぶ中、辰と奈子は言った。

辰「つまりは、あそこに夕方までに辿り着けばいい話だろ？簡単な事じゃねぇか。」

奈子「…もし、夕食抜きになっても、狩って食べれば良い。

……森の中なら、獲物がいっぱいいるから」

すると、クラスメート達が次々とバスに戻っていく。

すると、プッシーキャッツのピクシーボブが、個性で土を盛り上がらせる。

相澤「悪いね、君達。合宿はもう…始まってる」

クラスメート「うわぁぁぁぁぁぁ！/きゃぁぁぁ！」

すると、辰が個性を発動させ、言った。

辰「乗れッ！奈子！A！ライナ！」

貴方･奈子･ライナ「あぁ！/うん！」

手を伸ばす辰の手に捕まり、辰の竜に乗り、何とか土は避けれた。

辰「…よっと。着地成功。
…怪我はねぇよな？3人とも。」

奈子「あぁ。問題ないよ」

少し砂を払いながら奈子は言った。

貴方･ライナ「私もだ/私も！」

私も少し付いた砂を払い、辰に無事を知らせる。私達の目の前にあったのは……。

一面の森、“魔獣の森"だった。