クールな少女は怪盗です【怪盗ジョーカー】 (ページ5)

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4話ページ5

遊矢side

今日俺は、柚子や素良と一緒に、
金有とか言う奴のパーティに来てるんだ！

理由は、宝の紹介の合間に、
ショーをするらしいんだ！

きっと、すごいショーに決まってる！
って事で、柚子と素良を誘って
来たって訳だ！

金有「さぁ!!お次は～!!
皆様お楽しみ！ショーザマス～!!」

お、遂に始まるな！

すると、シルクハットを被っていて
あまり顔は見えない男性？が2人居た。

貴方『レ、レディース＆ジェントルメン…！』

ハチ「こ、これから最高のショーを
お見せするっス！」

と言って、2人が指をならすと、
2人は空中に浮き、その1人(貴方)が

トランプを出した。
そして、そのトランプから
光が出た。

今の舞台は照明の電気だけで
見える状態だ。

だから、その光は凄く綺麗だった。

柚子「遊矢！綺麗ね！アレ!!」

と、柚子は興奮している。

素良「凄いね！あれ！」

遊矢『あぁ!!』

俺も凄く綺麗だと思う。
こんなに沢山の人を笑顔に出来るなんて、

凄い人なんだろうなぁ……
と思った時、いきなり照明の電気が消えた。

貴方side

私があの時投げたのは、
“シューティングスター”。

ジョーカーがこっそりショーで使ってくれと
言っていた。

周りからは歓声が湧いている。
悪くないなと思っていた時、

照明が消えた。

貴方『始まったな……
そろそろ降りようか。ハチ』ﾎﾞｿ

ハチ「ｺｸﾝ」

ハチにそう伝えると、私達は釣り糸を
トランプで切って、舞台に着地した。

すると、ジョーカーであろう奴が、
宝を盗むのを確認した。

その後私達は合流した。

ジョーカー「よし、無事宝は盗めたな。
次はどうやって逃げるかだが……」

貴方『…客に紛れ込む……
とかどうだ？ブレーカーの方は

私が何とかする。』

そう、“私の怪盗道具”で何とかなる。

ハチ「で、でもどうするんスか？」

貴方『私の怪盗道具は
“ドローン”。そのミニ版をこっそりと

飛ばしておいた。後はこのドローンを
操作してブレーカーを上げればいい』

ハチ「なるほど！すごいっすね！」

ジョーカー「なら、早いとこ
変装しようぜ！」

2人「あぁ。/ハイっす！」

私とハチは客に。ジョーカーは金有に変装
することにした。

そして、全員が変装した事を確認し、
ステージ全てのブレーカーを上げた。

すると、周りからは宝が無くなった事による
“驚き”や“困惑”が見えた。

金有「どう言う事ザマス!!
宝はさっきまで此処に…!!」

ジョーカーって演技上手いよな。
…今更か。