初めの殉職者2 ページ33
貴方side
アジトに着いた後、他の皆は大雨のアジトのリビングで、皆方心していた。
ライナ「…おね…ちゃ…」
ライナは私が帰って来たのに気付き、コッチに駆け寄ってくる。
シン「クソ！何なんだよ！何でッ！
なぁッ！雷斗ッ！沙也加を殺った奴は誰だよ！
なぁ！雷斗ッ！」
シンとライナにとっては初めての殉職者だ。
更にシンは感情的になりやすい。
……取り乱すのも無理は無い……が……。
シン「なぁ！雷斗ッ！奈子ッ！お前らは沙也加の死についてどう思って……！」
すると、今まで顔を下げていた雷斗が顔を上げて言った。
雷斗「……報いだと、思っている。」
シン「……！な、奈子は……？」
そのシンの質問は、聞いた事の無いくらい、弱々しかった。
奈子「……仕方の無い事。コレはこう言う家業だから……」
奈子も、無表情に言う。それがシンには分からなかったのか……次は私に聞いてくる。
シン「……Aは……沙也加の死について、どう思ってんだよ!?」
私は光の無い目で、シンに言った。
貴方『お前、入団時に言ったろ？いつ、誰が殉職しても不思議じゃ無い……と。
お前は、それを承知の上で……
それを覚悟の上でナイトに入ったんじゃ無いのか？私らだって沙也加とは長い付き合いだ。
悲しくない訳ない。むしろ、今ココで泣きたいくらいだ。
…だが、沙也加の想いを胸に、私達は前に進むんだ。1人じゃ背負いきれないなら、
皆で背負って行けばいいい。
それが、この殺し屋家業だ。』
すると、シンは押し黙ってしまった。
そして、何かを覚悟した目で、言った。
シン「俺は、沙也加の分まで生きる。」
それを見たカルヤさんは、呟いた。
カルヤ「いい目だ。シン。」
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なおぼう(プロフ) - ぱぴぷぺっぽー！さん» ありがとうございます！ (2019年3月16日 10時) (
レス) id: 88632e6246 (このIDを非表示/違反報告)
ぱぴぷぺっぽー！ - 面白い！更新頑張って！ (2019年3月16日 0時) (レス) id: d4423b766c (このIDを非表示/違反報告)
なおぼう(プロフ) - にあさん» ありがとうございます！ (2019年2月13日 18時) (レス) id: 88632e6246 (このIDを非表示/違反報告)
にあ - 面白いですね 更新待ってます (2019年2月13日 17時) (レス) id: fc61ade5ea (このIDを非表示/違反報告)
なおぼう(プロフ) - 白球さん» キャラは『きゃらふと』と言うアプリで、題名のは、『アイスペイント』と言うアプリで簡単に作れますよ！ (2019年2月11日 21時) (レス) id: 88632e6246 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：なおぼう | 作成日時：2018年9月28日 0時
