名探偵コナン人魚姫～NYの恋～Ⅱ (ページ10)

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No.60 ページ10

蘭「Aさーん！」

『？蘭ちゃん、園子ちゃんに、真純ちゃん？まだ昼よね？』

蘭「Aさん、世良さんのこと知っていたんですか？」

真純「あぁ。僕が小さいころに海で会ったことがあるんだ！それで、今日からテストが始まって、午後はないんだよ。だから、もしお昼がまだだったら、僕たちと一緒にお昼食べないか？」

『お昼の買い出しに来ていたからちょうどよかったわ』

園子「今から超絶イケメンがいるカフェに行くんです！Aさんも惚れちゃうかもしれないですよ！」

『そうなの？それは楽しみね』

彼女らに連れてこられたのは毛利探偵事務所のすぐ下のポアロだった。

チリン♪

？「いらっしゃいませ…あれ？蘭ちゃん！」

蘭「お昼ご飯を食べに来ました！」

？「あれ？そちらの方は？って！？A・Reedじゃない！？『シーッ！初めまして、蘭ちゃんとは幼馴染みたいなものでさっきそこで会ったからランチのお誘いしていただいたの』

？「そうだったんですね。私、榎本梓って言います！映画も見に行きます！」

真純「映画？」

園子「知らないの？あの探偵坊主が大好きなシャーロックホームズの映画よ！」

蘭「それでAさんはアイリーン・アドラーの役なの」

真純「そうなのか！？それを秀兄が聞いたらきっと喜ぶよ！」

『そうかしら？きっと彼はダメ出ししてきそうよ？』

？「あの？立ち話もなんですから席に…」

蘭「そうだね。そうしよっか」

すると園子がAの耳元に近づいて

園子「コソッ)これが、例のイケメンの店員ですよ！」

『あー道理で、さっきから他の女の子達の視線が痛くて仕方ないんだわ(フフッねぇ、ここのおすすめはなに？』

蘭「ここのハムサンドがとてもおいしいんです！」

『じゃあハムサンドと紅茶のストレートで』

真純「じゃあ僕はBランチで」

蘭「私はAランチで」

園子「私はCで」

梓「はーい、すぐにお持ちしますね！」

『ポアロにこんなに人が多いと小五郎さんも忙しくないかしら？』

蘭「いいえ、相変わらず競馬とかで…」

『そうだったの…』

真純「それより、Aさんいつの間にそんなに有名になったんだ？」

『さぁ。私自身もなぜだかさっぱり』

園子「何言ってるんですか！Aさんが人魚姫って言われる原因になった動画じゃないですか！」

真純「動画？」

蘭「これよ！すっごい綺麗なんだから！」

『恥ずかしいわ』

そして、動画を視聴した真純は