名探偵コナン人魚姫～NYの恋～Ⅱ (ページ38)

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No.88 ページ38

Aはとっさに彼女の頭を胸に抱えると、瓶の痛みはやってこず恐る恐る見ると

?「すみません。彼らは私の連れでして。少々悪酔いしてしまったようです。戯言だと思って聞き流しておいてください。」

男1「はぁ？誰だ？てめぇ！」

とたん、男1がこけさせられその拍子にミニパトに頭をぶつけてしまった。男1は気絶し、男2は沖矢昴の脅しに従うしかなくすぐさまこの場を去った。

『大丈夫でしたか？』

？「いや！私よりあなたのほうが…え！？A・Reed!?まぢで！？道理で胸でかいし柔らかいと思ったわ」

『・・・大丈夫そうなら何より』

？「あ、失礼しました。警視庁交通課の宮本由美です！もしよければなんだけど、サインとかって？」

『えぇ、何かペンを』

由美の持っているメモ帳の表紙にAのサインを書いて渡した。

由美「わぁ！これでいろんな人に自慢できる！チュウ吉に自慢してやろ！」

『彼氏ですか？』

由美「いえ！いえ！元カレですよ！」

『嘘はよくないわ。あなた彼が好きなんでしょ？それに彼に愛されてるじゃない？好きな人があなたのそばにいてくれることがすごくうらやましいわ』

由美「A・Reedみたいな美人なら男なんて釣り放題じゃないですか！」

『Aでいいわよ。たった一人の男じゃないと嫌なのよ。あなたもそうでしょ？彼以外考えられないでしょ？でも、もしその彼があなたの友人のことを好きだったらッて考えると両想いって素敵なことじゃない？あ、昴さん放置してすみません。』

昴「お騒がせしてすみませんでした」

由美「いやいや、こっちこそなんかありがとう」

車に乗り込み、エンジンをかけて帰っていった。

由美「じゃあさっきのお連れさんたちによろしくね。あんまり飲みすぎるなーって。あと、Aもありがと、さっきの言葉すごく響いた。」

昴「わかりました」

『初対面なのに色々お節介でしたね。お幸せになってください。それで、偶然ですね、こんな時間に歩いているなんて』

昴「はい、散歩でもしてみようかとAさんは？」

『すぐそこまで車で送ってもらって、歩いていたらという感じです』

昴「そうでしたか、Aさんはいつもそこに隠しているんですか？」

『拳銃ですか？はい、有名になったからかいちゃもんつけられたり、物騒なことがよく身の回りで起こるのでってまぁ、水鉄砲なんで実弾はないんですが』

昴「・・・・そうですか。では帰りましょう」

『はい』