No.85 ページ35
盗一「えぇ。まだまだ未熟ですがね。ですがそんな息子でもお嬢さんを笑顔にすることはできたようだ」
それから、有希子はまだ、話があるといいAは快人と二人で遊んだ。先ほどのマジックを教えてもらってからAはマジックにはまるきっかけとなった。
快人「さっきの綺麗なおばさん、Aの母親か？」
『そうだよ。でもね、快人君私のママに叔母さんって言ったら怒られるから気おつけてね。』
快人「わかったよ！それにしてもAは呑み込みが早いな！俺なんて1週間かけたぞ」
『へへっ)ありがと』
快人「やっぱりお前は笑ったほうがかわいいぞ？」
『どうしたの急に？』
快人「笑っていない時は綺麗だなって思ったけど、笑ったらやっぱりかわいいなって思ってよ！」
『日本人はそんなにストレートな表現はしないのに珍しいね。新一に教えてほしいくらい』
快人「新一？だれなんだ？」
『あなたと同い年くらいの生意気な男の子よ』
快人「そうなのか！父さんにいつも言われてるからな！」
『快人君のお父さん素敵な人だものね。みんな盗一さんの前だと笑顔で女性だと見惚れている様子よ』
快人「だろ！じゃあ、俺はAをどんな時でも笑顔にさせてやるよ！」
あれ以来快人君と出会うことはなかったがまさかこのようにして出会うとは思わなかった。
盗一さんはマジックの途中で不慮の事故にあったらしい。
突然ブザーが鳴り響いて警察官が会場から出てきてこのバラ園にもやってきた。「こっちに怪盗キッドは来たか」と言っていたが来ていないというと颯爽と他に探しに行った。
快人「やはり、今日のあなたの衣装に似合うみたいだ。人魚姫…」
『よく、あのたくさんの罠に引っかからずにできましたね。快人君』
快人「！？もしかして最初からきづいてたのかよ…」
『えぇ。今回もビックジュエルではなかったようですが』
快人「そんなことまで知っているのか。」
『コナン君がさっき言っていたの』
快人「あぁ。あの探偵坊主かぁ」
『じゃあ、お返しに…』
Aはそういうと小さいころ快人がしてくれたように手から青いバラを出してキッドに渡した。
『不可能なことを成し遂げる…』
快人「！？ハハッ)一本取られてしまったな…そのティアラ返しといてくれねぇか」
『わかった。素敵な夜になったわ、ありがとう。』
Aはティアラを返すためにパーティー会場に戻った
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作者名：QspriQ | 作成日時：2020年5月18日 0時
