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大阪へと戻る中、まだまだ不機嫌な大毅のドSはどんどん加速していく。
信号で止まる度に俺のこと好きって言えなんて言うから、その度に私の顔は真っ赤になる。
A「もういいでしょ...泣」
家まで後10分。
未だに大毅にいじめられる私。
大毅「嫌や。そうやって泣きそうになって顔真っ赤にしたって、余計誘ってるようにしか思えへんわ。」
A「もう!大毅のバカ...」
大毅「あー、先生にバカなんて言うんや?」
A「先生嫌い。」
さっきまで拗ねてたのは大毅の方なのに、完全に立場逆転。
車が駐車場に着けば、半ば強制的に大毅の部屋へと連れていかれた。
A「お邪魔します...」
玄関に入るなり、私の前にいた大毅は、こちらを振り向いて、私を扉へ押し付ける。
A「きゃっ...!」
大毅「なぁ、俺、卒業まで待てへんって言うたらどうする?」
A「え...?..........いい...よ。大毅なら.....」
そう言ったと同時に降り注いでくるキス。
大毅なら私の初めてをあげたっていいって思ってる。
もちろん、教師と生徒がそんなことをしたら、絶対にいけないんだろうけど、禁止されればされるほど、好きって気持ちばかり溢れてくる。
大毅がキスを止めたと思えば、ふわりと体が浮く。
大毅にお姫様抱っこをされたまま、行き着く先はベッドの上。
そっと私をベッドへ押し倒せば、その上に馬乗りになる大毅。私の視界は大毅と天井だけになって。
大毅「.....」
大毅は何も言わずに、私の手を握って、何度も何度もキスを重ねる。
もちろん、私が苦しいって言ったところでそれを止めてはくれない。
やっとのことで離れた大毅は、私の首筋に顔をうずめる。
A「んっ.....」
くすぐったくて、思わず出た自分の声にびっくりする。
私、こんな変な声出すの...?
恥ずかしくなって、口元に当てた手は、大毅によって簡単に外されてしまう。
大毅「別に我慢しなくてええから。」
何だかいつもの大毅じゃない。
腰から体のラインに沿って私を触る大毅の手が、段々と上に上がってくる。
それと同時に何だか怖くなってきて、その手を止めた。
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望美 - 私、ピンクジャス民なのに小瀧くんをなぜか応援出来ないほどシゲにキュンキュンしてます! (2018年3月27日 17時) (レス) id: 432bb1cd17 (このIDを非表示/違反報告)
ひまわり(プロフ) - 侑李 or 大貴 .。/ △さん» ありがとうございます(T ^ T)私ものんちゃんが好きなんですけど、そこをぐっとこらえて、重岡先生に命吹き込んでます(^^)笑 (2017年3月3日 17時) (レス) id: f00e268c2c (このIDを非表示/違反報告)
侑李 or 大貴 .。/ △ - 凄く 、 面白いです 、! 小瀧さんが 、 好きなんですけど 。重岡さんに 、 キ ュ ン キ ュ ン してばかりで 、( 笑 。)) 更新ふぁいと です 、! (2017年3月2日 10時) (レス) id: 2e7c69cabc (このIDを非表示/違反報告)
ひまわり(プロフ) - まりなさん» ありがとうございます!嬉しいです!頑張りますね! (2017年2月28日 22時) (レス) id: f00e268c2c (このIDを非表示/違反報告)
まりな - 初めまして!お話めっちゃ好きです!自担が淳太くんから重に変わりそうですw((これからも頑張って下さい!! (2017年2月25日 10時) (レス) id: 8379d06376 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ひまわり | 作成日時:2017年1月4日 18時