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酸化する世界 ページ10

『ルールは?どうする??』




あー…眠い






薬「もちろん…




壊れるまでだ」



何か声が微かに震えてる





『分かった、そっちからでいいよ〜』



薬研が刀を抜く、それを見て私も刀を刀を抜いた

勿論私がマフィアの時よく使ってた短刀だ




面と向かった勝負は久しぶりで心臓が高鳴るっているのが分かる





薬「行くぞっ!!!」





ガキンっ



『っと…』


一発目は刀を合わせ一歩後ろに下がる

  ・
次々に突き出される刀を避けながら相手の癖を探る


『(ん〜…なんだろなぁ…)』




何か、何か違う


なんだろーなー…??





目は必死何だけどどこか怯えていてまるで何かを背負わされているような…





『っ…』



薬「へへっ油断大敵たぜ??」




軽く腕を切られた

まぁ、そんな事はどうでもいい

痛みなんて感じるだけ無駄なんだから





フッと後ろに目をやると三日月宗近が薬研を見定めるような目で見ている





その隣の太宰さんは退屈そうにアクビをしている




『ふーむ…』



これは試してみる必要があるな…
その為にはこれを終わらせないと






『んじゃ、コッチからもいかせてもらうね?』







ビュンッと刀を振るった




薬「っ?!消えッ…?」









『後ろだよ』









薬「んなっ?!」







薬研が後ろを向こうとしたときには既に私は刀を振り下ろしていた






ザシュッ…





薬「い"っ…!!」




『ゴメンね。』



刀の柄で薬研の首をついた









そして








『柄まで通したよ』




薬「あ…………(ドサッ」





『っと…』

倒れてくる薬研を支えた



流石に手入れもなしの状態ではキツかっただろうな

悪いことしたな






手入れだけしておこう



『……ふぅ』





一期「薬研!!!!!!!」




遠くでみていた一期一振が駆け寄ってきたので薬研を渡した




『はい、どうぞおニーサン』






一期「…一つ聞いてもいいですか?」




『何か?』



一期は少し顔を下げた


一期「どうして薬研を壊さなかったんですか…?貴方ならあの状況なら容易…でしたでしょう」



『まぁね、でも私はそんな事をしようとここに来たわけじゃないし…それに…









貴方だって、弟が居なくなるの嫌でしょ?』







一期「っ…あ、ありがとうございます…!!」




一期一振は涙を流し本丸に薬研を連れて行った






『ふぃ…』




やー、働いた働いた

目覚めさせてくれ→←疲労



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作者名:ハウル | 作成日時:2018年6月15日 0時

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