SECRET 1 ページ22
もう真夜中
窓を開けると満月が暗闇にぽつんと浮いていた
『はぁ、いつ見ても月はきれいだねぇ…』
空に向かってそう呟いた
月明かりが私を包み込む
それだけで力がみなぎっていくような気がする
ル「はいはい、そうですね」
『何だよ、その適当な返しわ!!
まぁ、いいや多分明日には伯爵達はテイカーのトコいくでしょ?
先に私達が行きましょ口止めしとかなくちゃ何言うか分からない』
私の店を簡単に教えるなんて危ないな…!!
ル「こんな時間に行くのか?アイツ寝てるんじゃないか?」
『寝てたら起こす。』
「あっそ、じゃあ俺は外で待ってるから話さっさと終わらせてこいよ」
『ルークも行くよ』
すると人間からフクロウにバサッと変身した
ル「ムリムリムリ!!
俺アイツ苦手だから!!この前なんて無理やり棺桶に入れられそうになったんだぜ!!あとそれからこの前なんて…」
何か喋ってるけどしーらない
『さて、行こうか』
羽をバサバサして怒ってる(笑)
『ルーク私は貴方の何?』
ル「っ…俺の主です…」
『だよね?(黒笑)
じゃあ、私の命令は絶対』
ル「はぁ、しょーがねーな」
諦めたように羽をしまった
そして窓に足をかけ、翼を広げた
『ふふっ、じゃあね伯爵♡』
暗闇に飛び込んだ
……………………………………………………
真夜中なのか人一人見当たらない
『テイカーってどこだっけなぁ〜??』
久しぶりに会いに行く
どこだか忘れかけていた
空から見下ろすロンドンは所々に街灯が灯されている
ル「あ、アレじゃねぇか?」
ルークの視線を追うと
“Under taker”
と言う看板に棺桶が立て掛けている店を見つけた
『あぁ!アレだ、久しぶりだから気づかなかった
テイカー元気かな?』
店の前に降り立ち翼をしまいグズっているルークを引きずりながら店に入った
273人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ちょこクレープ(プロフ) - 更新頑張ってください!! (2022年6月18日 10時) (レス) @page35 id: 4c69a0ba50 (このIDを非表示/違反報告)
ユッパ - 更新、頑張ってください!まってます。 (2019年9月5日 22時) (レス) id: 707a9255af (このIDを非表示/違反報告)
ハウル(プロフ) - 坂竹会長さん» わー!!ありがとうございます!!喜んでいただけたのなら幸いです…!!虫歯お大事にして下さい!!!(笑) (2018年12月24日 18時) (レス) id: 8b412d7e7e (このIDを非表示/違反報告)
坂竹会長 - 反応遅くなってしまい申し訳ありません…!!そして、リクエストのおこたえありがとうございますッッッ…!!(勘違いだったらどうしよ((殴金髪ボーイも出てきたことだし!((これからも更新頑張ってください!! 最近虫歯になった僕、失礼しました_ーд#_((いらねぇ情報。 (2018年12月9日 17時) (レス) id: d6f7fc00e7 (このIDを非表示/違反報告)
ハウル(プロフ) - 坂竹会長さん» 全然リクエストOKです!!むしろありがとうございます!!少し遅くなるかもしれませんが気長に待ってもられたらと想います…!!いつも読んで下さりありがとうございます!! (2018年7月30日 19時) (レス) id: 8b412d7e7e (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:ハウル | 作成日時:2017年12月25日 22時