○寮に住み着く愛され天使○［a3！］ (ページ10)

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監「と言うわけで！！本日めでたく茅ヶ崎至さんとシトロンくんが入団してくれました～～！！！」

シ「改めてよろしくだよっ」

支「うぉ～～！！！５人揃うなんて快挙です‼流石監督！！！」

「で？その至は？」

１人部屋と言ってもリュックと枕しか置いてなかった私は少ない荷物をまとめ部屋を出てリビングへと来た

監「引越しの準備があるから一旦家に帰ったの‼で‼早速なんだけど次の公演の演目を決めたいと思います」

咲「至さんがいる時じゃ無くていんですか？？」

監「もー時間がないから早く決めないといけないの、」

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この辺は私の担当ではないから
席を外しいキッチンに向かい
話を聞きながら料理を始めた

綴「あのっ‼脚本，俺が書きたいんですがっ」

支「そういてば皆木くんは」

監「脚本家希望だもんね、気持ちは分かるけど

「稽古の時間的に無理じゃない？早く稽古始めないとだし」

玉ねぎの皮を剥きながら皆んなの話に首を突っ込む

舞台を知らない私でも、今から脚本を書くと言うのは無謀な気がしたからだ

支「次の公演からでどうですかっ？」

綴「次があるって決まってるんですか！？
1週間だけチャンスをもらえませんかっ？」

「っ.....」

支「1週間っ！？プロでも難しい」

監「.....」

「...」

監督「.........わかった。1週間稽古に出なくてもいい！その代わり中途半端なもの持ってきたら怒るから！」

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