83夜 ページ37
『なぁ、章大、、、』
章「なーん？」
章大はサラッとお酒を作って
カチンとグラスを鳴らして
小さな声で「いただきます」と言った
『愛菜は？』
『愛菜のこと、、、』
章「俺、愛菜のこと好きやで？」
『え、、、？』
章「Aちゃんも、さきちゃんも、ちかちゃんも、、、」
章「俺、みんな好きやで？」
そう笑って首をかしげながら言った章大は
全然可愛く見えなかった。
章「...Aちゃん」
章「たつとAちゃんはレアなんやで？」
章「滅多にないねんで。こんなこと。」
章「ここで出会ってしまったら、」
章「俺は一生、ホストとお客様やねん、、、」
少し寂しそうに言ったかと思うと
章「…ホンマAちゃんはツイてんねんで♪」
と、今度は屈託のない笑顔で言った
忠「ヤス、、、黒いとこ見えてる(笑)」
章「うそぉ〜！消して消して」
章「青にして〜(笑)」
自分が思っているより、ホストさんとの恋が怖くなる
そう思って、隣を見ると
気付いているのかいないのか
忠「ん？」
と、いつもの顔で見てくれて
忠「俺たちレアなんやて〜♪」
って大きな口で笑ってる
そんな彼が膝を叩いて
立ち上がる。
もしかしたら、私に言った言葉を
他の誰かに言うかもしれないなんて
ツライことがよぎってしまう
そんな思いと これから何度 向き合わないといけないのか。
そんな心の声が漏れたかのように
章大がつぶやく
章「せやから、俺はホストである以上」
章「恋はできひん」
あぁ、きっと。
彼は純粋に恋に真面目だからこそ
時に残酷なんだと思ってしまった。
章「お客様なら、俺はホストを返せるけど」
章「俺を望むなら、俺は何も返せへん」
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soramamenn(プロフ) - junjunさん» コメントありがとうございます！大好きと言ってもらえて嬉しいです(^^)やっぱりもうちょっとごちゃごちゃさせてもよかったのかなと後悔です…みなさんのコメントでまた書きたくなりました！コメントとても励みになります( ^ω^ )ありがとうございます！ (2018年3月15日 14時) (
レス) id: de854d8feb (このIDを非表示/違反報告)
junjun(プロフ) - とても面白かったです！この切ない感じも大好きです(≧∀≦)ですがやっぱり甘いお2人も見たいです笑他のメンバーも、もし時間があればよろしくお願いします^_^ (2018年3月14日 19時) (レス) id: 39c98a4423 (このIDを非表示/違反報告)
soramamenn(プロフ) - 516516516tさん» ありがとうございます！仲良しこよしのその後やったり、一波乱書いてみたいと思います(^^)また1からなんて…嬉しいです！ありがとうございます！！また懲りずに書きますね( ^ω^ ) (2018年3月14日 17時) (レス) id: de854d8feb (このIDを非表示/違反報告)
516516516t(プロフ) - 完結おめでとうございます！終わってしまった悲しさが、、、また余裕があれば彼らのその後も見てみたいです！また1から読み直します！ありがとうございました！(^p^) (2018年3月14日 8時) (レス) id: 06c5e90194 (このIDを非表示/違反報告)
soramamenn(プロフ) - 516516516tさん» コメントありがとうございます！遅い更新で申し訳ないです…なかなかわかりにくい世界なのでみなさんにどう思われているか不安だったので、コメントすごく嬉しかったです！頑張って更新していきますので、よろしくお願いします(^^)！ (2018年3月11日 15時) (レス) id: de854d8feb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：そらまめ | 作成日時：2017年12月16日 14時
