#43 ページ43
帰宅してから3時間後。
つまりは午後8時。
テレビを見ていた私が握る携帯がブルブルと震え、着信を知らせる。
画面を確認すると重岡先生の文字。
私は急いでテレビの電源を切り、電話に出た。
A「もしもし...」
重岡「もしもし、Aちゃん？」
A「はい、Aです。重岡先生ですよね？」
重岡「そうやで。今家帰ってきたから、Aちゃんのマンションの前まで迎えに行くわ。」
A「えっ！？いやいや、大丈夫です！部屋の番号教えてくれれば私が行きます！」
重岡「いやでも危ないやろ。」
A「でも、もしも2人でいる所見られたら...」
重岡「あ、そうやな...んー...でも心配やねん。」
先生の住むアパートは私のマンションの真向かいだから大丈夫なのに、すごく心配してくれる。
A「じゃあ...先生が私の家に来ますか...？」
重岡「え？...ええの？」
A「大丈夫ですよ！ひとり暮らしになったから誰もいないですし。」
重岡「彼氏でもない奴が部屋にあがるなんて嫌やろうなって思って、俺の部屋に誘ったんやけど、大丈夫...？」
A「大丈夫です！私彼氏も何もいないので。笑」
重岡「わかった、じゃあ今から向かうわ。」
A「はい！マンションの入り方分かりますか...？」
重岡「んー分からん！今家出たからこのまま電話繋いでてもええ？」
A「はい、大丈夫です！マンションの前まで来たら教えてください！」
重岡「おん、今アパートの階段降りてるで。」
A「先生って何階に住んでるんですか？」
重岡「俺は3階。305号室。何かあったら305号室までどうぞ。」
A「ふふ、わかりました、305号室ですね！笑」
重岡「あ、今マンションの前着いたで。」
A「あ、そしたら中に入って、803って打ってください。」
重岡「ほい、押したで。」
A「...今開けたので、そこの扉が開くと思います！」
重岡「お、開いた開いた。」
A「そしたら、エントランスにあるエレベーターで8階まで登って、右側の通路を進むと803号室があるので、ピンポン押してください！」
重岡「おぉ、了解。」
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青＆桃ジャス民 - この小説を読んでみて面白かったので、続編絶対読みます！こんなにはまったのは初めてです！ (2018年3月28日 12時) (
レス) id: 432bb1cd17 (このIDを非表示/違反報告)
七色ジャスミン - すみません。中間テスト（ちゅうかんテスト）をどうしても（なかまテスト）と読んでしまいます！ (2017年3月12日 13時) (レス) id: f423fca6e2 (このIDを非表示/違反報告)
ひまわり(プロフ) - 藤井凜華さん» ありがとうございます(^^)続編の方うまく書けるか不安ですが頑張ります！ (2017年1月4日 23時) (レス) id: f00e268c2c (このIDを非表示/違反報告)
藤井凜華 - うち、狼とかドS系大好きなんですよ これからも、楽しみにしてます (2017年1月4日 23時) (レス) id: 2d5795e7d2 (このIDを非表示/違反報告)
藍可 - そっか。大丈夫だよ！ 移行した方にコメントするね！ (2017年1月4日 21時) (レス) id: 3934d3416a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ひまわり
| 作成日時：2016年12月24日 0時
