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変化…39 ページ39
智洋「好きな女の子と2人きりなんやもん。何もしないなんて無理や。」
そう言った神ちゃんは私が座っていたベッドの上に座る。
A「えっ？...神ちゃん...？」
私の声が聞こえてないのか、それともわざと聞いてくれないのか...
神ちゃんは黙ったまま私に近づく。
気づけば私はベッドに押し倒されていて...
A「神ちゃん...待って...」
智洋「待たへん。」
どうしよう...こんなこと不慣れだからか...
それとも神ちゃんを急に異性として意識してるからか...
ドキドキしてて、苦しい。
智洋「なぁ、キスしたら怒る？」
A「えっ!?」
智洋「抵抗しないんや？」
何でだかよくわからないけど、神ちゃんとなら嫌じゃないって思う自分がいる...
でもだめ！ってそう言おうとしたときには遅かった。
神ちゃんの顔は目の前にあって、私と神ちゃんはキスをしていた。
ドキドキしていて頭がまわらない...
でも微かに聞こえた扉が開く音。
望「は...？」
そんな望の声が聞こえて...私と神ちゃんは咄嗟に体を離した。
望「何してるん？」
そう言った望の声は今までに聞いたことがないくらい低くて...怖い。
A「ごめんなさい...」
咄嗟に出たのは何故か望への謝罪の言葉。
何で...？怒鳴られるって思ったから...？
望「俺、帰るわ。」
望は部屋から荷物を取ると、勢いよく扉を閉めて家を出ていった...
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作者名：ひまわり
| 作成日時：2016年1月26日 23時
