爆豪勝己の視線�� ページ15
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「ひゅーひゅー爆豪君、顔真っ赤ですよー！」
「っ、黙れ！！！もう喋んな！！！」
切島に言われて気づいたもの。
今まで音をたてる心臓も
自分の隣キープしてたのも
気づけばあいつが頭ん中いんのも
全部ぜんぶ･･･
『＿＿＿上がったよ〜』
「おっ、なら俺はーいろ」
「てててててててめぇ！！！！！タイミングってもん知らねえのか、ああ！？」
『は？ お風呂上がるのにタイミングとあるの？』
"変なの〜"と笑うチビを見た瞬間、
「〜〜〜っ」
また、ひとつ音が鳴った。
いつもはポニーテールの髪も下ろし、俺の貸したTシャツは膝上になるくらいブカブカだ。
より白い生脚が強調されて･･････って
「おいチビ！ズボンも渡しただろうが！！」
『あぁ、おっきすぎて紐結んでも落ちてきちゃうんだよ。スカートより長いし大丈夫かなって』
「っ、クソチビ近づくなや！」
『？ てか爆豪、顔赤くない？ もしかして熱！？』
俺より20センチくらい低いクセに。
背伸びして手をデコに当ててくる。
「やめろ！！！触んな！！！」
『やっぱ熱いって！ごめん！先お風呂入ったから』
違うんだよバカ！！
Tシャツブカブカってこと忘れてんだろ、また見えてんだよ！！
何のために家連れてきたか分かんねぇ･･。
「･･･一旦座れや」
『お、おう』
何とかなだめれば、大人しくソファに座ってくれた。
･･･のに
『爆豪っていい匂いするよね』
「ぶふううう！！」
『私好きだなぁ･･････爆豪の匂い』
Tシャツを鼻に当て、にんまりするこいつ。
くそが、なんなんだよ。
俺の調子を狂わせるのはデクと、こいつだけだ。
少し紅潮した頬、開いた胸元に、俺と同じ匂い。
その全てが理性を刺激していく。
「________その顔、他の野郎に見せんなよ」
俺なりの、不器用な告白。
伝えるつもりはないが、これで少しは意識してくれるだろうと思ってたのだ。
「･･････分かったかこのマヌケ」
『あ、うん、うん？』
あの後、
偶然見つけたジャージ入れにわざと俺のタオルを仕込んでいたのも、俺なりにきっかけを掴みたかったから。
話せるきっかけが欲しくて
匂いを口実に洗濯なんて頼んだ。
けど、実際あいつの匂いが好きなのは本当で
毎回それ抱いて寝てる･･･なんて知られたら
その日は爆破が止まらないだろう。
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Ray.(プロフ) - yorusvtさん» はじめまして！コメントありがとうございます。何度も読んでくださってるんですか！？神ですか！嬉しすぎます！ これからもどうぞよろしくお願い致します！ (2021年8月19日 1時) (
レス) id: 6a8a3c2907 (このIDを非表示/違反報告)
yorusvt(プロフ) - はじめまして！ここまでキャラの特徴がよくでていて＋お話もおもしろくて何度も読んでます！！相澤先生が出てきてくれて嬉しいです笑！続き楽しみにしています。 (2021年8月14日 2時) (レス) id: 83da9e890e (このIDを非表示/違反報告)
Ray.(プロフ) - ころさん» コメントありがとうございます！ 一年ほど経つのにまた読んでくださって嬉しいです…感謝です！ 少し長めの番外編にはなりますが、どうぞよろしくお願い致します！ (2021年8月13日 23時) (レス) id: 6a8a3c2907 (このIDを非表示/違反報告)
ころ - 突然のコメント失礼します！以前からこの作品は読ませて貰っていて、番外編ではまさかの、、、ね？驚いてはいますが、個人的に面白い展開なので更新楽しみにしてます！ (2021年8月13日 19時) (レス) id: 9b224ffa84 (このIDを非表示/違反報告)
Ray.(プロフ) - ひつじのもふもふﾁｬﾝさん» コメントありがとうございます！他の作品も見てくださり嬉しいです、嬉しすぎます泣 本日更新するので楽しみに待っててください！これからもよろしくお願い致します！！ (2021年8月13日 9時) (レス) id: 6a8a3c2907 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Ray. x他2人 | 作成日時：2020年3月27日 18時
