轟くんとお仕事 ページ11
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PM 22:00.
出没場所は分からない為、とりあえずはバラけてパトロールしている。もし敵と遭遇したら、直ぐに連絡して応戦する作戦になっている。
大分おおまかな作戦だけど、情報がない今、そうするしかほか無いのだ。普段のパトロールよりも緊張が走る。
『敵は何が目的なんだろう』
「分からねぇ。手がかりがなさすぎる」
轟と周りを警戒しつつ街中を歩く。
特に変わった様子はないが、念には念を。水分補給をしっかりして体内を潤わせている。
この力ももっと上手く使えるようになりたいし、轟との戦い方も自然に合うようにならなきゃ。
『やる事がいっぱいだ』
「ヒーローだからな。でも今は目の前の目的だけを考えるぞ」
『分かってる。轟の足引っ張らないようにする』
「A。俺達仲間だ。お互い助け合っていくんだからそんな弱気になんな」
『....轟』
「弱気なお前なんて、らしくないんじゃないのか？」
諭すように優しく微笑む姿に、いつの間にこんなに頼もしくなったんだろうと高校時代を思い出した。私に引っ張られてばっかだった轟が、強さだけじゃなく中身まで大きく成長してる。
『うん、そうだね。ありがとう』
「おう」
何でだろう。
轟といる自分は、めちゃくちゃ最強だって
勝手に思ってしまうんだ。
.
「でっ、出たあぁぁぁぁ！！！！」
「『＿＿＿＿＿＿！！』」
「ヴィランが出たぞー！！！」
『行こう！』
「おう」
素早くサムライ事務所のヒーローに連絡し、轟の後を追う。住民が出てきた路地裏。迷うことなく入り込む。
『____...っ！轟、待って！！』
「どうした？」
『蒸気に一部だけ温度が異なる場所がある。そのまま奥へ進めば....』
「ああ」
敵が逃げる前に蒸気を足元に広がらせておいて良かった。私の個性は少しの温度変化でも技の精密度が変わるから、気を配ることが大切なのだ。
冷たくはないから...人の気配に間違いない。
ヒーロー達が来るまで、出来るだけのことはしよう！
.
.
「勘のいいお嬢さんだね」
.
捉えきれなかった気配。
耳元にいるのに、身動きが取れない。
いつの間に、誰だ。何処から現れた。
数秒の間に色々考えた。
『＿＿＿＿＿ｯ、』
「A！！！！！」
「＿＿＿＿＿＿おやすみ」
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Ray.(プロフ) - きゃーぽんさん» こちらにもコメントしてくださっていたんですね...ありがとうございます！！！泣泣 これからもどうぞよろしくお願いいたします！ (2021年5月28日 18時) (
レス) id: 6a8a3c2907 (このIDを非表示/違反報告)
きゃーぽん(プロフ) - 面白くて好きです更新待ってます！ (2020年12月6日 2時) (レス) id: 0aee990b2e (このIDを非表示/違反報告)
Ray.(プロフ) - こおりさん» コメントありがとございます。ファ、ファンだなんて嬉しすぎます(泣) ログインできなくてそのままでした、、またご閲覧いただけて本当に感謝です！！あなたは神様です！！ これからどんどん更新していくので宜しくお願い致します！ (2020年8月13日 1時) (レス) id: a96d419ae2 (このIDを非表示/違反報告)
こおり(プロフ) - Rayさんの猫になってでも現れてほしい という作品からRayさんのファンです！！最近Rayさん見かけてないな…もしかしてやめられたのかな…と寂しく思っていましたが、また会えて嬉しいです！(*´▽｀*)これからも応援してます！無理はしないでくださいね！ (2020年8月12日 22時) (レス) id: 335947b1ed (このIDを非表示/違反報告)
Ray.(プロフ) - 夏終朝凪さん» コメントありがとうございます！！ 優しいお言葉をもらいながら返信が遅くなってしまい、大変申し訳ございません！また読んでいただけたら嬉しいです。よろしくお願い致します！ (2020年8月1日 21時) (レス) id: a96d419ae2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Ray. x他2人 | 作成日時：2020年5月14日 9時
