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「A、ちょっといいか？」
一人小さい練習室で、練習していたある日、スタッフさんから呼び出された。
焦って汗をタオルで拭い、スタッフさんの後について行く
『あれ、今日でしたっけ?』
ついて行った先で、私の手に渡されたのは受話器。
1ヶ月に1回、お母さんと電話することが許される日。
無我夢中で毎日を走っていた私はどうやらついに、その日
までも忘れてしまっていたらしい。
『もしもし…』
「もしもし？？あんたもしかして、母親との月一の電話忘れてた?」
『実は』
「ねぇ、忘れるくらいってどんだけ忙しいの。しかも何か元気ないし…ちゃんとご飯食べてる?」
1ヶ月ぶりに聞く母の声は、いつもより暖かくて、
毎月電話してるはずなのに、懐かしく感じる。
「まぁ、スタッフさんから全部聞いたんやけど…あんま無理せんときな。」
『え、聞いたの』
「うん、だから私はあれだけ反対したのに…」
『ごめん』
「まぁとりあえず、事務所宛にとっておきのお花、送ってあげたから部屋にでも飾りなさい!!」
『ありがとう…』
そう言って電話を切る。
この短い時間で励ましと説教を受けたけど、何とも母親らしい感じだった。
それと同時にスタッフさんから渡されたお花。
実は私の母親は小さい花屋さんを経営しており、
その影響で私も、花や花言葉について沢山知識があった。
『アンスリウム？しかも、ピンク？』
見た感じでアンスリウムには間違いはなかった。
でも、ピンク色は初めて見た。
なぜこの花を送ってきたのか、どうせ母親の事だから花言葉か何かだろうと、
アンスリウムの花言葉を記憶の片隅から思い出してみる。
アンスリウム自体の花言葉は、�猗冉梱�
ピンク色は…。
�狆�らない美しさ��
そうだ、私の母親ってそんな人だった。と思い出す。
いつも、何か伝える時は照れくさいのかよく花をくれた。
そっちの方が照れくさくない？と思っていたけど、
飾らない美しさ。なんてまた良い花言葉を送ってくれたものだ。
『ありがとうお母さん。』
そう精一杯の感謝を心の中で唱える。
この出来事によってまた私は変わった。もちろん次はプラスの方向へと…。
きっと今の自分がいるのも母のおかげだろう。
そしてこれが、私がピンク色のアンスリウムを好きになったキッカケだった。
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豆粒(プロフ) - グループ脱退の所なのですが考えていたと言う主人公のお話でお願いします。 (2023年3月14日 5時) (
レス) id: 8513680bd6 (このIDを非表示/違反報告)
豆粒(プロフ) - リクエスト内容が細かく長くなっていまいすみません、最初の方のリクエストに関しては暗いお話になっていますが作者様がかける範囲で構いません、もし出来ましたら最初の方のリクエストを先に書いて頂けたらと思っています、更新が遅くても大丈夫です！お待ちしています (2023年3月14日 5時) (レス) id: 8513680bd6 (このIDを非表示/違反報告)
豆粒(プロフ) - 涙ながらに伝えた後にメンバーとファンに向けた感謝のメッセージを込めた(架空の)主人公のソロ曲をメンバーとファンの前で歌いライブ終了後などで、DREAMメンバーと主人公の話題でTwitterがトレンド入りしたお話をお願いします。 (2023年3月14日 5時) (レス) id: 8513680bd6 (このIDを非表示/違反報告)
豆粒(プロフ) - なってしまったお話と、 DREAMでの日本デビューが決まり始めての日本でのライブでメンバーが一人一人コメントをした後に、主人公が今までずっとメンバーとファンに対して言えなかった思いやグループの脱退などの自分の気持ちを初めてメンバーとファンの前で、 (2023年3月14日 5時) (レス) id: 8513680bd6 (このIDを非表示/違反報告)
豆粒(プロフ) - しまいマネージャーの代わりにそのスタッフが主人公を送る事になったのですが、実は前からそのスタッフが計画していてそのスタッフがそのまま主人公を3週間程誘拐し主人公の顔や手足に傷が出来るくらいボロボロな状態で主人公が見つかりニュースにもなるくらいの事件に (2023年3月14日 5時) (レス) id: 8513680bd6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：空白 | 作成日時：2023年2月20日 0時
