11. ryuto ページ11
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龍「 おはよー 」
涼「 おっ龍友くん来た 」
2人でご飯行ってから1日経って次の日。
龍「 あ、涼太 」
涼「 ん? 」
龍「 今日飯行かへん? 」
涼「 いーですよ 」
龍「 焼肉 」
涼「 いーすよ 」
龍「 西田さんとこの 」
涼「 うん、いいよ 」
亜「 へ?昨日行ったんじゃないの?あの子と 」
遠くにいた亜嵐くんに気づかれた。
龍「 行ったけどさ〜。じゃ亜嵐くんも今日ついてきて 」
亜「 さしめしお邪魔しちゃっていいの? 」
涼「 全然いいっすよー 」
僕なりの近状報告。
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涼「 亜嵐くんもう出れます? 」
亜「 ちょっと待ってーもう出るからねー 」
龍「 遅いー腹減ったはよして 」
亜「 はい!お待たせ 」
撮影が終わって、私服に着替えると事務所から車ですぐのいつもの焼肉屋さんに向かう。
西「 あれ、龍友くん2日連続 」
龍「 美味しすぎてここ住みたいですもん 」
西「 昨日と同じ席空いてるよ 」
そう言われて、昨日と全く同じ席に。
涼「 どうしたんすか?なんの話? 」
龍「 落ち着いて聞いてくれ 」
涼「 落ち着いてるよ 」
龍「 まぁ…1ヶ月ぐらい前かなぁ 」
亜「 まあそんなもんだね 」
龍「 亜嵐くんと飲みに行ったのよ、六本木 」
涼「 はいはい 」
龍「 そこでまあ何人かで飲んでたんやけど、途中で来た子がめっちゃくちゃ可愛くてさ 」
涼「 うん、 」
龍「 その子と昨日ここ食べに来て 」
涼「 へぇ〜 」
龍「 なんか変に意識されすぎてるって言うか 」
亜「 どういうこと? 」
龍「 一人の男として見てもらえへんと言うか、ただの芸能人、みたいなさ 」
亜「 あ〜っ、そういうことかあ 」
僕的には結構、っていうか大分気になってるし、もっともっと彼女のこと知りたいな、って思うし。
龍「 ま、これが一応僕の報告 」
涼「 簡単に言うと好きな人ができた、と 」
龍「 そういうことになる? 」
涼「 なるでしょ、気になってんだったら 」
亜「 一目惚れか〜 」
涼「 らしくないね 」
龍「 いつもは大体慎重派やねんけどなぁ 」
涼「 俺にも会わせて 」
龍「 ん?!まだあかん!僕もまだ2回しか会ってないねんから!取られたら困る! 」
…って、まだ誰のものでもないのに。
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作者名:r_____12 | 作成日時:2018年6月5日 2時