No.49 ページ49
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阿「なんで…?」
貴「私昨日見たんです。阿部さんが女性と
居酒屋から出てくるところ。
それ見てモヤモヤしたんです。
初日に優しくされただけで、意識しちゃって、
勝手に恋して勝手に嫉妬して。でも、
でも…阿「あの…Aちゃん…?」
貴「はい…」
阿「あれ、彼女じゃないよ?」
貴「えっ…」
阿「あれ、弟の彼女。今度弟が誕生日で
サプライズしたいからって相談
受けてたんだ。まぁ、でもそこだけ見たらそう
思っちゃうのも仕方ないか…」
貴「へ…よかった…」
阿「え、今、よかったって…」
貴「あ、いや、違うんです…!」
阿「ふふ。Aちゃん。こっち向いて?」
阿部さんのほうに顔をむけると、唇に暖かい感触。
キスされてることに理解するのに時間は
かからなかった。
貴「なんで…」
阿「実は、初めて会ったときに一目惚れ
しちゃったんだ。すごく綺麗で、
可愛らしいなって。そこからまた一緒に
仕事していくうちにAちゃんのいろんな
とこ知れて、好きだって確信できたんだ。」
貴「阿部さん…」
阿「Aちゃん。頼りないところもある
かもしれないけど、絶対幸せにするから、
僕とお付き合いしてください。」
真剣な眼差しで見つめて思いを伝えてくれた
阿部さん。
貴「はい…よろしくお願いします…」
阿「ほんとに!?よかった…!」
嬉しい勢いのまま阿部さんにぎゅっと
抱きしめられる。
阿「まさか両想いだったなんて。嬉しいな。」
貴「本当に私でいいんですか?」
阿「Aちゃんじゃなきゃ、やだな。」
貴「阿部さん…」
阿「あ、恋人になったからさん付けと
敬語は禁止ね?」
貴「へっ、そんなのいきなり無理ですよ!}
阿「敬語使うごとに、その言うこと聞かない
お口にキスするからね?」
貴「えっ、そんなの…心臓持たないです!
初めての彼氏なのに…」
chu
阿「今敬語だったね?まぁ、俺からしたら
好都合だけどね。」
貴「ずるいです…!」
勝手に恋して、勝手に嫉妬して、勝手に失恋した
気でいたけど、ちゃんと向き合うことが
できてよかった。
阿「”恋”俺が教えてあげる。」
私、今、最高に幸せです。
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阿部月姫(カグヤ)(プロフ) - みづき!ひまだよ!完結おめでとう!めちゃめちゃよかった!最後キュンキュンした^^* (2020年8月26日 5時) (レス) id: 2beffc3723 (このIDを非表示/違反報告)
みるきー(プロフ) - 初めまして。完結おめでとうございます。その後の2人が見てみたいです!周りの反応とか... (2020年8月26日 3時) (レス) id: 3b9a27c99c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:みづき | 作成日時:2020年8月9日 21時