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「 た、崇ちゃん……？ 」
私が名前を呼んでも、
返事は返ってこなくて、
暗闇の中で、抱き締められているだけ…
心臓が何個あっても足んないんじゃないか、って
思ってしまうぐらいバクバクしてて、
雷より、そっちに持っていかれた。
祟裕「 大丈夫やで 」
「 ……ん 」
祟裕「 俺がおるで、心配せんでも大丈夫 」
耳元で話されるから、
こそばゆくて思わず肩をすくめる。
鼓動は止まるどころか、
どんどん速まって行った。
ドクドクドクドク…って、
いつもより2倍ぐらい速いねん…
数分経って、
パッと電気や、テレビが付き始めた。
それでも崇ちゃんは抱き締めてて、
時間が止まったように感じた。
「 崇ちゃん？もう大丈夫やから… 」
祟裕「 ……ん、せやな 」
何処と無く切ない顔をして、
「 ご飯食べよか 」って笑った。
そこから会話は無くて、
ただ虚しくテレビの音と、
ゴロゴロと鳴ってる雷の音だけ…
変な空気だけが、
リビングには漂っていた。
何とも言えへん空気で、
息をすることさえあかん気がした。
コンビニ袋にゴミを入れて、
適当にゴミ箱にポイした。
ソファに座ると、また変な空気が流れ出した。
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ありさ(プロフ) - 読みました、とても面白かったです！いつもこの作品にキュンキュンしまくってました！続編って聞いてすごく嬉しかったです(^-^)27日を楽しみにしてます！頑張って下さい！応援してます！ (2017年4月26日 19時) (
レス) id: db0fdd9cc8 (このIDを非表示/違反報告)
omiryu(プロフ) - いつも楽しく読ませてもらってます！崇ちゃんが貴ちゃんになってますよ！ (2017年4月25日 20時) (レス) id: d3c2dd9fb0 (このIDを非表示/違反報告)
ありさ(プロフ) - キュンキュンしまくってます！これからも更新頑張って下さい！応援してます。 (2017年4月21日 20時) (レス) id: db0fdd9cc8 (このIDを非表示/違反報告)
りな(プロフ) - 面白すぎ！！笑笑(*｀▽´*)更新頑張ってください！(^з^)-☆待ってます (2017年4月20日 21時) (レス) id: 2d0f881b02 (このIDを非表示/違反報告)
mothernature110(プロフ) - マーマレードボーイみたい…(*´Δ｀*)(笑) (2017年4月20日 21時) (レス) id: 167eecf0f9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：もえ
| 作成日時：2017年4月19日 8時
