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You side
『はぁ、、』
拒否っちゃった、、
逃げてきちゃった、、
肩を押してしまったときの傷ついたたくちゃんの顔が頭から離れない。
ずっとそのことを考えてたらのぼせそうになって、急いでお風呂を出る。
.
『……お先でした、』
タクヤ 「Aすっぴん？」
『あ、あんま見んといてよ、？』
タクヤ 「かわいい」
『……///』
『っほら、たくちゃんも入ってきたら？』
タクヤ 「うん」
タクヤ 「ちゃんと髪乾かしとけよ？」
『はーい』
すっぴんと言えば、超特急と初めて会ったときのこと思い出すな、、
まさか自分が同じ業界の人と付き合うことになるなんて、
あの頃は想像もしてなかった。
.
たくちゃんに出会って、
たくちゃんに好きって言われて、
たくちゃんを好きになって、
たくちゃんに救われた。
今じゃたくちゃんなしの生活なんて考えられない。
.
このままたくちゃんから逃げてたら、
たくちゃんも呆れて私のこと嫌いになるよな、、
そーゆーことできない彼女なんていらんよな、、
.
タクヤ 「ふぅー、」
一人で泣きそうになっていたところ、
たくちゃんが上半身に何も身につけずにお風呂から上がってきた。
『っ////』
突然だったのもあって、恥ずかしくて顔を背けた。
すると、ゆっくりと近づいてくるたくちゃん。
心臓がうるさい。
タクヤ 「なに顔赤くなってんの？」
『っなってへんもん、////』
フッと軽く笑ったたくちゃんはさらに距離を詰めてきて、
私をふわっと抱きしめた。
.
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作者名：たれめ | 作成日時：2019年10月28日 16時
