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Takuya side
夕食を食べ終わって二人でソファーに並んで座る。
A 「お腹いっぱい！」
『よかった、笑』
思いのほかAが幸せそうに食べてくれたからこっちまで幸せになった。
『あ、そうそうA』
A 「んー？」
『明日ディズニー行こ』
A 「えぇ！？」
A 「明日！？」
『そう』
Aを驚かせそうと思ってたけど、
想像以上に驚いていて思わず笑ってしまいそう。
『明日明後日』
A 「急すぎん？」
『柴野さんには許可取ってるから』
A 「っいつのまに、、」
『ミラコスタとってるし』
A 「ミラコスタ！？』
100点満点すぎる反応。笑
『だから行くぞ明日』
『まだ人少ない時期だし』
『大丈夫だよ』
Aは人の目を何よりも気にする。
もちろんアイドルであるから、撮られることはよくない。
A 「………そのことは私も心配してないよ」
A 「私、たくちゃんとなら撮られてもいいかなって思う、、」
『……え、？』
予想外の答えが返ってきて驚いた。
A 「もちろん応援してくれるファンの皆さんはめっちゃ大事やよ」
A 「大事やし、大好きやけど」
A 「私だってアイドルである前に人間やし」
A 「………たくちゃんが大事、、やから、、」
あれだけ絶対に撮られないように徹底してたAから
こんな言葉が出るとは思ってもみなかった。
Aの中のそういう存在になれたことに喜びを感じ、
Aに優しくキスをした。
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作者名：たれめ | 作成日時：2019年10月28日 16時
