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Takuya side
そしてついにアトラクションに乗り込む。
A 「たくちゃん」
『ん?』
A 「しばらく手繋いでていい?」
『いいよ』
俺の左手をとってめちゃくちゃ強く握るA。
『さっきからなんだけどさ笑』
『A握力強い、笑』
A 「たくちゃん痛くないやろ」
A 「別にいいやん、」
『まあいいけ––––』
A 「ああーーー!!」
耳が潰れそうな大声。
『お前、、耳元で叫ぶなよ、』
A 「嫌や嫌や嫌や近い近い近い」
なんかモンスターみたいな恐竜みたいなやつが火を噴いた瞬間、パニックになるA。
そして急にスピードが上がる。
A 「きゃーーー!」
.
A 「楽しかったぁ、」
『うそつけ笑』
A 「だから言ってるやん」
A 「落ちるのは好きやねんもん」
まあAがビビってるの割とレアだからいっか。
.
.
それからいくつかアトラクションに乗った後、
お昼時になったため、火山の近くのレストランに向かう。
少し暗いから目立ちにくいはずっていうAの考え。
.
中に入って注文してからAに席を任せてトイレに行く。
戻ってきてAを探していると、
.
男二人に話しかけられてる、?
笑顔で答えてるけど、少し困った顔もしてる。
普通なら助けに行くんだろうけど、それができない自分に腹が立つ。
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しばらくどうにもできず、遠目にAを見ながら突っ立っていた。
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作者名:たれめ | 作成日時:2019年10月28日 16時