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You side









『楽しかった人?』



「「はーーい!!」」








ライブは無事終わり、人が減るのを待つ。







チビたちはすごく楽しそうにしてたけど、



騒ぐこともなく大人しかったからよかった。









周りの人がいなくなってきてから、裏に通してもらった。








『お疲れさま♪』



すみれ 「お疲れさま!」



カイ 「おーありがとー」







楽屋に入ると汗だくの超特急。








『たくちゃん汗すごい笑』



『天音、このタオルお父さんに渡したげて』



天音 「はーい!」



天音 「おとーさんおつかれさまー!」



タクヤ 「ん、天音ありがと」







天音の頭をくしゃくしゃと撫でて嬉しそうにしてる。







夢人 「お父さんカッコよかった!」



タクヤ 「ほんと?よかった」








すると、たくちゃんにタオルを渡して私の元に帰ってきた天音。









天音 「おかあさん、しゃがんでー!」



『ん?しゃがむ?』








言われた通りしゃがむと、耳を貸してと言われた。









天音 「あのね、おかあさん」



天音 「あまねね、かいくんとけっこんするの!」



タクヤ 「は!?」








お父さんには内緒と言わんばかりに、



天音的には小声で喋ってたんやろうけど、



普通の音量やったからもちろんたくちゃんの耳にも入った笑









タクヤ 「カイ、お前何したんだよ」



カイ 「いや、何もしてないよ笑」







『カイくんはなんて言ってた?笑』



天音 「まだ言ってないからね、今から言うの!」








天音はなんて言うつもりなんやろ?笑









天音 「かいくん!かいくん!」



カイ 「どしたー?」



天音 「かいくんあまねとけっこんして!」








思ってたよりストレートでした天音さん。









カイ 「じゃあ天音がおっきくなったらね?」



天音 「ほんと?やった!」



天音 「あまねがんばっておっきくなる!」









あぁ、我が子よ、かわいすぎるよ。





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作者名:たれめ | 作成日時:2020年8月24日 0時

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