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You side
『私、今幸せです』
カイ 「俺に会ってなくても？」
『会えたら…もっと幸せです』
カイ 「俺はAの顔が見たい」
カイ 「Aに触れたい」
『………好きです』
カイ 「……Aから言われたの初めてだ」
『え？』
カイ 「いっつも俺が言わないと言ってくれないでしょ？」
『………確かに』
なんか、気持ちが溢れちゃったんだよね…
『こっちに帰ってきたら、会えますか？』
カイ 「Aの家行きたいなー」
『あ、そういえばさっき母親に彼氏いるなら連れてこいって言われて』
カイ 「ちょうどいいじゃん笑」
カイ 「ご挨拶しに行くよ」
『…ありがとうございます』
.
カイさんが帰ってきて数日後、さっそく私の家に来てくれるらしい。
カイ 「A！」
『………青い…』
カイ 「あー髪？笑」
まさかの青髪になっていた。
カイ 「城ホのライブの時に青くしたからね」
『スマーフみたいですね』
カイ 「え、ひどくない？笑」
カイ 「しかもスマーフ青いの顔だし、頭白い帽子だし笑」
『あれ、そうでした？笑』
『じゃあインサイドヘッドのカナシミですね笑』
カイ 「あんな顔青くないわ笑」
でも青髪似合ってるな…
こんな似合う人初めて見たよ。
私の最寄駅から2人で歩く。
『すみません、母が無理言っちゃって』
カイ 「ううん、いつかは挨拶しに行きたいって思ってたから」
『……ありがとうございます』
数十分で到着。
『どうぞ』
『お母さーん』
母 「はいはーい」
カイ 「初めまして、小笠原海と申します」
姉 「あ、来たの？Aの彼氏さ…」
姉 「！！」
『お姉ちゃんどうしたの？』
お姉ちゃんがびっくりしてひっくり返りそうになってる。
.
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作者名：たれめ | 作成日時：2020年5月31日 22時
