191 ページ41
You side
ディズニーシーを全力で楽しんで、気付けばもう夕方。
『暗くなってきたな』
拓弥 「Aー」
『なに?』
拓弥 「ちょっと2人であっち行こ」
『えぇー…』
拓弥 「あからさまに嫌な顔すんな」
太陽と2人がよかったなーと思いながらも拓弥に着いていって高台から2人で海を見る。
『なに?』
拓弥 「いや、別に特に何もない」
『は?』
『意味わからん、私戻る』
拓弥 「それはダメ」
拓弥に腕を掴まれてそれを阻止された。
『なんか懐かしい笑』
拓弥 「何が」
『拓弥に腕を掴まれるの笑』
拓弥 「なんだそれ笑」
『…よかったなーって思って』
拓弥 「何が」
『拓弥と華菜が付き合って』
『華菜が幸せそうで私も嬉しい』
拓弥 「……あいつすぐ顔赤くするの何とかしてほしいんだけど」
拓弥 「こっちが恥ずかしくなる」
『昨日の夜のこと?笑』
拓弥 「……なに、あいつ言ったの」
『キスされたって幸せそーに言ってた笑』
拓弥 「なんでもかんでも顔に出し過ぎなんだよ…」
『すごいにやけてた笑』
拓弥 「ったく…」
『でも華菜の気持ちもわかるよ』
拓弥 「……なんで」
『ほぼ3年も好きやった人と付き合えてんで?』
『そりゃ嬉しいし幸せに決まってるやん』
華菜が初めて拓弥のことを打ち明けてくれた時のことを思い出した。
高一の4月に華菜と仲良くなって2ヶ月くらい経った時、
華菜は突然私に拓弥のことが好きなことを打ち明けてくれた。
その時私は海と付き合ってたから、2人で恋バナしまくったな。
拓弥 「ほんと一途だよな、華菜」
『うん』
拓弥 「お前とは大違いじゃん」
『うるさいな笑』
『好きになれば一途やもん…』
拓弥 「ふーん」
『興味ないんかい』
拓弥 「まだ太陽のこと好きなの?」
『うん、好き』
『大好き』
こんなこと聞くなら早く太陽のところに帰してほしい。
.
99人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
たれめ(プロフ) - まつおの嫁さん» 暖かいコメント本当に嬉しいです、ありがとうございます。これからなるべく更新頻度上げていこうと思うのでよろしくお願いします! (2022年9月16日 12時) (レス) id: a3092e0cbf (このIDを非表示/違反報告)
まつおの嫁(プロフ) - いつも更新楽しみにしています! (2022年9月15日 23時) (レス) @page17 id: 5e2c216960 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:たれめ | 作成日時:2022年8月12日 23時