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You side
華菜 「え、別れた……ってこと…？」
『そういうこと』
昨日の出来事を華菜に話したらこの反応。
華菜 「世界一分かりにくい別れ話やわ」
『分かりにくくないやん』
華菜 「いや、分かりにくいわ」
華菜 「てか、Aはなんでそんなすぐに受け入れられんの」
『うーん……祐基を傷つけてるって改めて思っちゃったから、かな』
祐基から言われたとはいえ、私のせいではある。
でも、最低やしわがままやけど、
祐基とは幼なじみっていう関係が1番いいと思ってる。
『でさ、私海に告られた』
華菜 「へー……って、え！？」
華菜 「カイニコクラレタ？」
『そう』
華菜 「え、かいって、小笠原海？」
『うん』
華菜 「え、凛は？え？A何したん？え？」
『私も今の華菜とおんなじ気持ちやねんて』
夏休みの講習の時の話をすると、華菜は絶句していた。
華菜 「……凛が私らに言わんかったのって」
『たぶん全部知ってるからやと思う』
華菜 「え、Aはどうするつもりなん」
『どうするも何も私はまだ太陽のこと好きやし』
華菜 「そうやんな…」
前も本人に言ったけど海と凛は誰がどう見てもお似合いやって思うし、
それは絶対に変わらない。
華菜 「……海ってほんまに何考えてるかわからん」
『いや、ほんまな』
『ていうかそこで悩んでる場合じゃないねんて』
『勉強に集中したいのにさ…』
華菜 「…あ、そういや凛大学決まったらしいで」
『え！そうなん！』
『なんで私に言ってくれへんねやろ…』
華菜 「言いにくいんかもな…」
『私何もしてへんのに…』
去年の修学旅行の頃は何も考えずに楽しめてたのにな…
華菜 「凛はたぶんさ、Aと話したくないんじゃなくて」
華菜 「どう接したらいいんか分からんだけやと思う」
『その気持ちは分かるけどさ』
『あーもうこれ全部海のせいやん』
今の私にはこのモヤモヤを海のせいにすることしかできなかった。
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たれめ(プロフ) - まつおの嫁さん» 暖かいコメント本当に嬉しいです、ありがとうございます。これからなるべく更新頻度上げていこうと思うのでよろしくお願いします! (2022年9月16日 12時) (
レス) id: a3092e0cbf (このIDを非表示/違反報告)
まつおの嫁(プロフ) - いつも更新楽しみにしています！ (2022年9月15日 23時) (レス) @page17 id: 5e2c216960 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：たれめ | 作成日時：2022年8月12日 23時
