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You side
海 「凛とは今、Aと祐基みたいに距離置いてる」
海 「でも、凛とは別れようと思ってる」
『……ありえへん』
海の話を信じたくなくて、私は逃げるように次の化学基礎の教室に行った。
授業が始まる数分前に海が来たけど、
さっきみたいに端に座ってる私の前の席には座ってこなかった。
.
ここ最近の凛と海の言動に関しての違和感が全て繋がった気がする。
そんなことを考えていると、夏期講習を受けてる塾に到着して、
夏期講習のまでの間、自習で気を紛らわせた。
それから私は学校の講習で唯一会う海と一切話すことなく、
勉強尽くしの夏休みを過ごした。
華菜とはちょこちょこ勉強会をしたけど、
それ以外のメンバーとは一切会ってない。
華菜にはなんか気まずくて、海とのことも言えてない。
佑亮 「Aせんばーーい！！」
佑亮 「おはようございまーす！！」
夏休み明け、朝から学校で勉強しようと早く来たからか、
朝練のために学校に来ていた佑亮と遭遇した。
『おはよ』
佑亮 「なんかお疲れですか？」
佑亮 「かわいい顔が台無しですよ！」
『褒めてんのかディスってんのかどっちやねん笑』
佑亮 「もちろん褒めてます！」
佑亮の言う通り、勉強尽くしの夏休みが案外キツかった。
勉強尽くしって言いながら色々あって色々考えてしまったのもあるけど。
『佑亮と話してると何も考えなくていいから楽ー』
佑亮 「それはよかったです！」
佑亮 「しんどくなったらいつでもダンス部覗きに来てくださいねー！」
佑亮 「お先に失礼しまーす！」
こんな簡単に元気づける言葉を言える佑亮は天才やな。
『ありがとね、佑亮』
これくらい素直な人になれたらいいのに。
.
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たれめ(プロフ) - まつおの嫁さん» 暖かいコメント本当に嬉しいです、ありがとうございます。これからなるべく更新頻度上げていこうと思うのでよろしくお願いします! (2022年9月16日 12時) (
レス) id: a3092e0cbf (このIDを非表示/違反報告)
まつおの嫁(プロフ) - いつも更新楽しみにしています！ (2022年9月15日 23時) (レス) @page17 id: 5e2c216960 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：たれめ | 作成日時：2022年8月12日 23時
