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You side
華菜と別れた後、駅からの道で1人で考える。
太陽の気持ちが気になるけど、もう話に行く勇気もない。
ていうかやっぱりその前に祐基と話すべきかな…
でも今祐基を話をするって言ってもどう話せばいいのかすらも分からない。
拒否してごめん…？傷つけてごめん…？
………太陽を忘れられなくてごめん…？
傷つけたのはわかってるけど傷つけられたって思ってる。
正直私には、私だけに非があると思えない。
勇斗 「A」
『っびっくりした…』
考え事をしながら歩いている時に、公園の横で急に呼ばれて見るとベンチに勇斗が座っていた。
勇斗 「この前はごめん」
勇斗 「俺が無理やり家まで送るって言ったから…」
『いや、私が悪いから……大丈夫』
そのまま勇斗の隣に静かに座った。
勇斗 「……まだ話せてない？」
『まーね』
勇斗 「ちゃんと誤解だって言ったほうがいいよ」
『うん…』
勇斗 「俺さ、愛莉に言った」
勇斗 「好きだって」
『え！？』
勇斗 「……愛莉がAにお礼言っておいてほしいって」
『あーー、よかったーー』
愛莉ちゃんの片想いが実ったことが自分のことのように嬉しい。
『そっかそっか…』
『勇斗が進めたんなら私も進まないとね…』
勇斗 「うん、Aならできるよ」
『うん…』
勇斗と別れて家に帰った私は、部屋に入ってすぐ祐基に連絡した。
祐基の家側の部屋で窓を開けて待つ。
祐基 「………話ってなに？」
『この前はごめん』
『勇斗の試合を見に行ったのは勇斗のことが好きな子を応援するためやった』
『勇斗のことが好きとか全くないから』
『でも勉強もあるし、今はちょっと祐基と距離を置きたいと思ってる』
祐基 「………わかった」
『ごめん』
そこから何を話せばいいのか分からなくなって、沈黙が続いた。
祐基 「Aの志望校って海と同じ？」
『え、海の志望校知らんけど…』
祐基 「そっか」
なんでここで海が出てきた…？
祐基の考えてることが本当にわからない。
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たれめ(プロフ) - まつおの嫁さん» 暖かいコメント本当に嬉しいです、ありがとうございます。これからなるべく更新頻度上げていこうと思うのでよろしくお願いします! (2022年9月16日 12時) (
レス) id: a3092e0cbf (このIDを非表示/違反報告)
まつおの嫁(プロフ) - いつも更新楽しみにしています！ (2022年9月15日 23時) (レス) @page17 id: 5e2c216960 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：たれめ | 作成日時：2022年8月12日 23時
