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You side









『ここさっき言ったとこやん、もう忘れたん!?』



太陽 「え、いつ言ってた?」



『私の話聞いてた!?』









ただいま放課後教室に残って学年末テストの勉強中です。









太陽に教えてって言われて残るようになったものの、



思ってた以上に太陽がアホやってびっくり笑









『ここはこれを使ってこうなるってさっき言ったやん!』



太陽 「……聞いた気ぃする」



『言ったもん!!』









私の勉強が進まなくなってきてちょっと太陽のことも放置してきた頃、






佑亮 「Aせーんぱーい!」



佑亮 「あっ、お邪魔でした?」



『めっちゃ邪魔』








なぜか一階上の私たちの教室に佑亮がやってきた。








佑亮 「申し遅れました!」



佑亮 「A先輩ファンクラブ会長の福田佑亮です!」



佑亮 「A先輩の新しい彼氏さんですよね!」



太陽 「はぁ…」







急な佑亮のこのテンションについていけてない太陽。







『勝手に言ってるだけやから笑』



『あ、ちなみにダンス部の一年生』



太陽 「あぁ、じゃあ拓弥たちの後輩なんや」



『そうそう』







謎の太陽と佑亮の顔合わせが終わって我に返る。






『佑亮、なんで来たん?』



佑亮 「実はですね、僕も今彼女と勉強してるんですけども」



佑亮 「わからなくて、カッコつかないので窓から見えた先輩の教室に」



『なにそれ笑』






太陽 「ここに彼女さん連れてきたらいいんちゃう?」









なんて事言うねん…!





せっかくの2人きりが4人になるやん…










佑亮 「いいんですか!」



『あかん』



太陽 「なんでや笑、せっかくやし一緒にやろ」



太陽 「Aもその方が楽しいって」



佑亮 「連れてきます!!」









佑亮がウキウキで彼女ちゃんを呼びに行ってしまった。





.

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作者名:たれめ | 作成日時:2021年7月8日 11時

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