前世、恋柱の双子の妹は警察学校に通うらしい

EP８ ページ9

萩原side


萩原「やっぱり可愛いな〜Aちゃん」


松田「この前、萩がナンパしてたやつか……

甘露寺ってやつ結構なじゃじゃ馬娘だぜ」


萩原「えっ？どういうこと？」


松田「なんでもいいだろ」



萩原「え〜〜教えてよ〜ジンペーちゃん！！」


ジンペーちゃんか女の子に対して口を出すことがあんまりなかったから驚いた。
基本は「あいつ、ブスだな」とか嫌ってる感じが溢れ出てたし、それに苗字ですら呼ばなかったのに……


萩原「ついに、ジンペーちゃんにも春が来たのかな……」


松田「あ"？そんなんじゃねぇよ」


萩原「そっか〜俺ちょっとジェラっちゃうな〜」


松田「そんなじゃねぇって言ってんだろ！！」



萩原「まぁまぁ、そろそろ集まらなきゃ！始まっちゃうよ！」


ジンペーちゃんは誰のせいで時間食ってんだよとかブツブツ言いながら班長の方に行った。



萩原「まぁ、好きじゃないなら俺が貰っちゃおうかな……」ﾎﾞｿｯ



松田「萩、なんか言ったか？」



萩原「ん〜ん何も言ってないよ？早く行こ〜ぜ」


俺はこれからの生活に心を躍らせた。


＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
貴方side


鬼塚「おい……降谷、松田、その怪我はどうした」


松田「聞きたいッスか？」


鬼塚「あぁ、ぜひお聞かせ願いたいねぇ……」



伊達「実は、昨日の夜ゴキブリが出たので退治してました。

その際に、机に頭をぶつけるやらなんやらしてしまいました！！


とはいえ、学校の備品に傷をつけてしまったので1周多く走ってきます！！」


私も、2人を傷つけたのに走らないなんて…………
そんなのダメよ！！



貴「あっあのぉ〜鬼塚教官……

私は10周多く走ってきます！！」


鬼塚「甘露寺は何をしたんだ？！」


貴「わっ私も部屋に虫が出て…………

部屋の備品を傷つけるどころか破壊してしまいました！！」


鬼塚「…………そうか、走ってこい。

甘露寺は後で備品を持ってくるように」


鬼塚教官は遠い目をして私の意見に了承した。


貴(あ、後で机の足でもおらなきゃ……)

Aはどの備品を壊すかを考えながら走り始めた。

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