前世、恋柱の双子の妹は警察学校に通うらしい

EP２１ ページ22

貴方side


鬼塚「おい！なんの騒ぎだ！！」


鬼塚教官が騒ぎを聞き付けやってきた。


「教官！！松田が急に殴って来たんです！！！」


松田に殴られた男子は鬼塚教官に自分が何をしたかを説明せずに松田のが殴ったことのみ話した。


鬼塚「お前、銃を分解するだけでなく同期を殴るなんてどういうことだ！！」


松田「コイツが、俺の仲間をバカにしたからです。」


鬼塚「どういうことだ」


降谷「僕が見ていたので説明します。」


降谷くんが一連の流れを説明した。


鬼塚「つまり、田中は甘露寺に負けたことが悔しくて

罵倒したのか？」


田中「ｸｿｯ……そうです。」


鬼塚「そんなので、警察官になれると思うな。

もっと鍛える必要があるな」


鬼塚教官はそう言って私の対戦相手だった田中くんにグラウンドを走ってくるように言った。


貴「降谷くんと松田くん！！

ありがとう！！いつも、バカにされてたから嬉しいわぁ！

(庇ってくれるなんてかっこいいわぁ♡♡)」ｷｭﾝｷｭﾝ


そういうと、2人とも照れたような顔をした。


降谷「また何かあったら言ってくれ、また力になるよ」


諸伏「もちろん、僕達も助けるからね」


貴「ありがとう！！」


こうして、午前の時間は終わった。

＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿


貴「おっひる〜おっひる〜！！」


Aはお昼になり、ご飯を楽しみにしていた。


貴(今日は〜……これにしよ〜っと！！)


Aはお昼ご飯を買い、降谷たちのところに座った。
その時、不意に同期の声が聞こえてきた。


１「やっべ、英語の予習してねぇ…

英語の教官、オレを目の敵にしてっからあてられそうで怖ぇよ…」


２「それだったら、降谷に教えてもらえよ」


１「見た目からして……」


２「ペラペラなんだろ？」


降谷「まあそれなりには…」


２「さすが金髪のハーフ！

ていうか、甘露寺もできんじゃねぇの？」


１「それな、教官より英語できるんじゃね？」


貴(わたしは、柏餅食べすぎちゃっただけなんだけど……)


私が反応に困っていると、伊達くんが声をかけてくれた。

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