赤い糸の先には〜【黄瀬.東峰】黒バス × ハイキュー 完

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な、何ですか...涼太さんッ...





” プルプルプル〜♪ ”



貴「あっ、涼太ッ？」

黄「なーんだ！生きてたんスね？」



なーんだって...(泣)



貴「あのさっ！死んだとか...
生きてたとか...何なのッ？！
もっとさ...優しい言葉とかないの？

可愛い...可愛い幼なじみが
故郷から離れて行ったんだからさぁ...」




黄「だから...電話してやったんじゃないっスか！」


その義務みたいな言い方...
片想いの辛さを実感しちゃう。


貴「そんな...義務いらないから。
バレー部のマネージャーになって
新しい仲間と楽しく過ごしてます」



自分を保つには強がるしかない...



黄「なーに怒ってるんスか！
オレだって...心配してたんスよ。
だから何回も...電話...

てか...バレー部のマネージャー？
どーゆー事っスか？！
バスケのマネージャー続けないんスか？！」




貴「まぁ...バレーも良いかなって...」



本当の事説明するのも面倒だし...ね。



黄「良いかな...って...
ホントAのやる事読めねーっスわ...

新しい仲間...っスか。
楽しくやってるなら良かったっス。

じゃ、せいぜいバレーのマネージャー頑張って」





涼太はそう言って電話を切った。



何...その言い方。

慣れてるけどさ...
離れてまでそんなじゃ...
さすがに心折れる...っス...わ...ってね。






貴「あーっ！！もうっ！」





日「姫ちゃんー！大きい声なんか出して
どーしたのー？！」


貴「あ、うん...ちょっとね...
日向君って影山君と知り合いなの？」




さっき、なんでここにいるー！
とか...叫んでたよね？




日「日向でいいよー！！
影山には中学最後の大会で...
散々言われた！
初めて出れた公式戦...
すげー悔しかったから
烏野に入って...次は絶対倒したかった！
だから...なんで烏野にいるんだーって...
仲間じゃ倒せないじゃんー！」



影「強豪校には落ちた」



貴「か、影山君...！」


日「影山いつの間に！！」

影「お前のうるせー声が
響き渡ってんだよ！！」

日「なぁ！影山！トス上げてくれ！」

影「打てんのか」

日「おうー！！」






2人はまた体育館に戻った。

なんか...良いコンビになりそうだね！








私は立ち上がって寮に戻る。

あっという間に夜...



高校って...遅くまで練習あるんだね。









東「A〜！！」


貴「旭さん...？お疲れ様です」



東「暗いし危ないから、送って行くよ！
見た目だけは役に立つし(笑)」

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